こんにちは、トイアンナです。
国内大手から外資系企業へ転職し、年収が1,050万円になった30代半ばの女性がいます。
夫は大学の同期で、年収は780万円。
結婚するときに「お互いのキャリアを尊重しよう」と話し合って決めた、理想的な共働き夫婦のはずでした。
ですがこの2人はいま、離婚に向けて話し合っています。
「女は家事」は捨てられて、「男は稼ぎ手」は残った
まず、数字を置きます。
内閣府男女共同参画局の令和4年度アンコンシャス・バイアス調査によれば、「家事・育児は女性がするべきだ」に同意した人は男性27.3%、女性20.7%と、7割から8割が否定しています。
ところが、同じ調査の「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」への同意は、男性48.7%、女性44.9%。
「女は家事」はほぼ捨てられたのに、「男は稼ぎ手」は半分残っています。しかも、女性側も4割強が同意しているのです。
(参考)令和4年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究
家事に使う時間は妻が3時間24分、夫が51分
さらに、総務省の令和3年社会生活基本調査によれば、共働き世帯の家事関連時間は、妻が1日3時間24分、夫が51分でした。
一方で、労働政策研究・研修機構の集計では、2024年の共働きは1,300万世帯。うち夫婦ともに週35時間以上働く世帯は496万世帯で、10年前の392万世帯から100万世帯以上増えています。
フルタイム同士の夫婦は、確実に増えたのに、家事時間の差はそこまで変化がないのです。
(参考)令和3年社会生活基本調査 生活時間及び生活行動に関する結果、共働き世帯の状況 ―労働力調査(詳細集計)の結果から
「おめでとう」の前に沈黙が……。
さて、冒頭の女性であるRさん(仮名)が、違和感を最初に覚えたのは、新しい職場の内定が出た日だったそうです。
リビングで報告しました。夫は『おめでとう』って言ってくれたんです。ただ、その前に1秒くらい、間があって。あの間のこと、たぶん一生忘れないと思います
転職後、家の中では小さな変化が起きました。
さらに・・・



