「富士ソフトに入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、富士ソフトの給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ONE CAREER PLUSの独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年4月
- 1:富士ソフトの平均年収は?競合他社の年収との比較も
- 1-1:富士ソフトの平均年収は640万円
- 1-2:富士ソフトの競合他社の平均年収
- 2:富士ソフトの年収・評価制度・働き方と福利厚生
- 2-1:富士ソフトの等級(役職)別年収
- 2-2:富士ソフトの年代別年収
- 2-3:富士ソフトの職種別年収
- 2-4:富士ソフトの各等級(役職)ごとの期待役割
- 2-5:富士ソフトの評価基準・評価フロー
- 2-6:富士ソフトの働き方と福利厚生
- 3:富士ソフトの企業情報・事業内容
- 3-1:会社概要
- 3-2:事業内容
- 3-3:業績
- 4:富士ソフトに関するよくある質問
- 4-1:働きやすいって本当?
- 4-2:技術力向上に向けた支援はある?
- 5:富士ソフトにキャリア入社するには?
- 5-1:富士ソフトへの転職傾向
- 5-2:富士ソフトで評価される人の特徴
- 6:富士ソフトの選考情報
- 6-1:富士ソフトの選考フロー
- 6-2:富士ソフトの面接傾向と実際の質問例
- 7:キャリアアドバイザーに相談する
- 8:ONE CAREER PLUSのご紹介
1:富士ソフトの平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:富士ソフトの平均年収は640万円
富士ソフトの平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近3年間の平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の通りです。
- 2024年12月期:640万円(平均年齢:35歳7ヶ月、平均勤続年数:10年)
- 2023年12月期:600万円(平均年齢:35歳7ヶ月、平均勤続年数:9年10ヶ月)
- 2022年12月期:620万円(平均年齢:35歳8ヶ月、平均勤続年数:9年10ヶ月)
(出典)2024年12月期有価証券報告書、2023年12月期有価証券報告書、2022年12月期有価証券報告書
1-2:富士ソフトの競合他社の平均年収
富士ソフトの競合他社の平均年収も見てみましょう。富士ソフトと同じ独立系SIerの大手企業である大塚商会、オービック、SCSKの平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の通りです。
- 大塚商会:992.6万円(平均年齢:41.4歳、平均勤続年数:17.2年)
- オービック:1,078万円(平均年齢:36.1歳、平均勤続年数:13.2年)
- SCSK:764.2万円(平均年齢:43.5歳、平均勤続年数:18年)
(出典)大塚商会有価証券報告書、オービック有価証券報告書、SCSK有価証券報告書
このように同じ独立系SIerの大手企業と比較すると富士ソフトの平均年収はやや低いと言えます。
2:富士ソフトの年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:富士ソフトの等級(役職)別年収
さらに・・・