「三井住友海上火災保険（以下、三井住友海上）に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、三井住友海上の給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ONE CAREER PLUSの独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期：2025年3月
- 1：三井住友海上の平均年収は？競合他社の年収との比較も
- 1-1：三井住友海上の平均年収は768万円
- 1-2：三井住友海上の競合他社の平均年収
- 2：三井住友海上の年収・評価制度・働き方と福利厚生
- 2-1：三井住友海上の等級(役職)別年収
- 2-2：三井住友海上の年代別年収
- 2-3：三井住友海上の職種別年収
- 2-4：三井住友海上の各等級(役職)ごとの期待役割
- 2-5：三井住友海上の評価基準・評価フロー
- 2-6：三井住友海上の働き方と福利厚生
- 3：三井住友海上の企業情報・事業内容
- 3-1：会社概要
- 3-2：事業内容
- 3-3：業績
- 4：三井住友海上に関するよくある質問
- 4-1：30代で年収1,000万円超えって本当？
- 4-2：離職率は高い？
- 4-3：女性でも管理職になれる？
- 5：三井住友海上にキャリア入社するには？
- 5-1：三井住友海上への転職傾向
- 5-2：三井住友海上で評価される人の特徴
- 6：三井住友海上の選考情報
- 6-1：三井住友海上の選考フロー
- 6-2：三井住友海上の面接傾向と実際の質問例
- 7：キャリアアドバイザーに相談する
- 8：ONE CAREER PLUSのご紹介
1：三井住友海上の平均年収は？競合他社の年収との比較も
1-1：三井住友海上の平均年収は768万円
三井住友海上の平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。
有価証券報告書によると直近3年間の平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の通りです。
- 2023年度：768万円（平均年齢：42.1歳、平均勤続年数：14.8年）
- 2022年度：747万円（平均年齢：41.9歳、平均勤続年数：14.6年）
- 2021年度：739万円（平均年齢：41.5歳、平均勤続年数：14.3年）
(出典)2023年度有価証券報告書、2022年度有価証券報告書、2021年度有価証券報告書
1-2：三井住友海上の競合他社の平均年収
三井住友海上の競合他社の平均年収も見てみましょう。三井住友海上と同じ損害保険業界の大手企業である東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、あいおいニッセイ同和損害保険の平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の通りです。
- 東京海上日動火災保険：855万円（平均年齢：42.5歳、平均勤続年数：12.9年）
- 損害保険ジャパン：647万円（平均年齢：45歳、平均勤続年数：16年）
- あいおいニッセイ同和損害保険：661万円（平均年齢：43.6歳、平均勤続年数：15.2年）
(出典)東京海上日動火災保険 有価証券報告書、損害保険ジャパン 有価証券報告書、あいおいニッセイ同和損害保険 有価証券報告書
このように同業界の大手企業と比較しても三井住友海上の平均年収は比較的高いと言えます。
2：三井住友海上の年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1：三井住友海上の等級(役職)別年収
さらに・・・
