ワンキャリアプラスがお届けする転職向け「ワンキャリアプラス企業説明会」。
様々な角度から企業の魅力を掘り下げる動画内容の一部を、こちらの記事でもお届けします。
今回出演いただく企業様は「株式会社IVRy」です。
Q1. 対話型音声AI SaaS『IVRy(アイブリー)』の革新性とは?
──皆さんの革新性について教えてください。
田井:一番すごいところは電話業務の会話を自動化するところです。かつ、AIの新しい進化をどんどん取り入れられる仕組みとしてAIのSaaSを提供しているところが強みであり、誰でも使える状況にしているところがIVRyの革新性です。
──提案時や導入後に、お客さまからはどのような声がありますか。
山田:例えばホテルでのユースケースでは、IVRyの導入により電話の件数が1時間に2本程度になり、精神的負荷が非常に軽減されたという喜びの声をたくさんいただきました。
──世の中の変化でこういうプロダクトがより求められるようになったという、マーケット的な変化はありますか。
田井:チャットやウェブサイトのFAQなど、便利なものはたくさんできましたが、電話という行為はなくなりませんでした。デジタルマーケティングにより業務を邪魔する電話の削減がある程度実現できたので、AIの活用でさらになくしていこうという考えが出てきました。
──今までの音声案内サービスと御社の技術はどう違うのですか。
田井:SaaSやAIを使うことで、一店舗の方でも費用対効果が高く使えるようになったことと、進化できる形態の中で提供していることです。
──今までは巨額の予算が必要でしたが、低単価で常に最新のものを使い続けられるところに革新性があるのですね。
田井:はい。
Q2. IVRyが描く今後の展望は?
──IVRyさんが描く今後の展望を教えてください。
山田:チャネルを広げていくことと、それによって蓄積されるデータの活用も重要です。
今は成長している最中で人が足りませんが、若いうちから大きな役割を任せています。先進的な働き方をする人が集まるような、人が成長する会社になっていくところも体現していきたいです。
──法人対話市場について教えてください。
田井:法人対話市場において、今まで人間にしかできなかった業務の処理をAIエージェントがしてくれる世の中がつくれると思います。
──ここは親和性が良い、既存のシナジーが効くなどの当たりをつけ始めているのですか。
田井:コールセンターに電話してもつながらないという課題や、良いタイミングで必要に応じて電話をつなげたいという要望に応えられるのではないかと思います。
──このサービスを御社がやっていける背景には世の中の技術進歩もあると思いますが、開発組織、プロダクト組織の強さも関係あるのでしょうか。
田井:大いにあると思います。既得権益や元々のしがらみはありませんし、AIを軸にプロダクトを作ったり、音声AIに特化したりしているので、優秀な人たちもそれに応じて集まってくるのだと思います。
──特定業界だけを攻略していく企業もある中で、既にこれだけ広がりを見せている御社にはビジネス組織の強さや秘訣があるのでしょうか。
山田:我々はインバウンドの問い合わせをベースに営業活動をしているので、引き合いが強いというのは大前提にあると思います。私がやっているMid/エンタープライズ領域では、ホリゾンタルに業界を開拓していくというよりは、店舗を展開するような事業を行っている方々に集中して営業活動をしています。
──顧客もマーケットもこういったプロダクトを待望していたのでしょうか。
山田:そうですね。コロナ禍において、病院等での電話のパンク、人間が電話に張り付いている状態が日本全国で起きており、そういった中でIVRyは最初に伸びてきました。
──そこで一気にニーズが盛り上がった背景があったのですね。
Q3. お二人は何故IVRyに転職したのか?
──お二人は日本や世界を牽引している企業出身ですが、なぜこのタイミングでIVRyさんに転職されたのですか。
田井:特定の業界に特化する会社はあっても、業種、規模を問わずサービス展開ができ、広がりが無限大にある会社はほとんどありません。最初から全体の広がりが見えることと、AIがポイントでした。日本語は非常に難しい言語なので海外から入ってくるプロダクトにとっては難しいですし、日本語の課題が解ければ海外展開への広がりができるのではないかと思い入社しました。
──外資テック出身ならではの観点かもしれませんね。山田さんはいかがでしょうか。
山田:事業成長の可能性がありましたし、自分が加わることでさらに伸ばせるのではと感じました。それと、IVRyには論理的なことだけを言う人はあまりおらず、実行に移す上でどうすればよいのかをしっかり詰め切る文化があり、グリッドが強いと思いました。やり切る力が徹底されているところが魅力的だし、一緒に働くと成長できそうだと思ったのも理由の一つでした。
──ご入社のタイミングは23年でしたか。
山田:23年の8月、41番目です。
──IVRyさんが絶対に伸びると確信できたのは何故か、期待感がどこにあったのかを知りたいです。
山田:代表の奥西から聞いたプロダクトのビジョンが信じられるストーリーだったのは大きかったです。電話は同期型コミュニケーションであるゆえに、受ける側の課題がフォーカスされているところに事業としての面白みを感じました。
──田井さんは、このタイミングでの転職に、このタイミングのIVRyさんを選ばれた背景はあったのでしょうか。
田井:私は直近の6月に資金調達があった上で入社しているので、伸びるエリアは見えていました。勝ち筋の流れに私が入らなくても勝てるという確信がありましたが、私のキャリアに掛け算で追加できる余地を見いだせると思い入社しました。
──田井さんの加入によってIVRyさんのビジネス組織に勢いがついたと感じますか。
山田:劇的にゲームチェンジしたと思います。我々は上場企業に大きな金額でご利用いただくまでのユースケースは開けていませんでした。今は田井さんがそこをどんどん切り開いてくれるので人が足りなくて困るほどで、全く違う世界になっています。
──こういう評価を頂いていますが、いかがですか。
田井:ありがたい限りです。大手企業は、電話業務の効率化を既にやってきている自負がありつつも、お話しすると気付きがたくさんあるようで、非常にポジティブなフィードバックをしてくださるので、仕事が溢れている状態です。
──田井さんから見て、IVRyさんのすごいと感じたポイントやビジネス組織の強みなど、何か気付きはありましたか。
田井:ビジネスラインとエンジニアラインのアラインをきっちり出していくところが強みではないかと思います。外資ではできたものを売る感覚なので、そこは全く違うと思います。
──企業によってはプロダクト組織が強かったりビジネス組織が強かったりと対立しがちですが、そこがうまくアラインできていて、いいプロダクトを作ってそれを売れるビジネス組織があるのですね。その強さをつくり上げられるのはなぜでしょうか。
山田:奥西の解像度が開発側においてもビジネス側においても非常に高く、どちらに対しても全く妥協しません。その姿勢がメンバーにも広がっているのは、入社当時も今も感じる部分です。彼自身がWork is funを体現しているので、今のIVRyにおいては対立など考えられません。
田井:いい意味のアドレナリンが出ている人の中で会話をしているので面白いです。さらに新たなアイデアが出てくると、今回はこれをやりましょうときっちり整理していくカルチャーがあると思います。
──ありがとうございます。
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