「双日に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ワンキャリア転職は、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ワンキャリア転職の独自調査をもとに、双日の給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年10月
1:双日の平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:双日の平均年収は1,274万円
双日の平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近4年間の平均年収は以下の通りです。
- 2024年度:1,274万円(平均年齢:41.0歳)
- 2023年度:1,247万円(平均年齢:41.4歳)
- 2022年度:1,208万円(平均年齢:41.7歳)
- 2021年度:1,038万円(平均年齢:41.8歳)
1-2:双日の競合他社の平均年収
双日の競合他社の平均年収も見てみましょう。双日と同じ大手の総合商社である三菱商事、三井物産、伊藤忠商事の平均年収は以下の通りです。
(出典)三菱商事|有価証券報告書三井物産|有価証券報告書伊藤忠商事|有価証券報告書
2:双日の年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:双日の等級(役職)別年収
双日の年収は、ベース給与、残業代、そして賞与の3つの要素で構成されています。ベース給与は職群・等級・ランクごとに詳細にテーブルが分かれており、総合職(P群)の等級・役職ごとの目安年収は以下のとおりです。
【ここから先のポイント】
- 早期昇格を続ければ、新卒〇年目で年収1,300万円〜のケースも。
- 20代の若手社員には、半年から最大2年程度の海外研修に派遣されることが多い。
- キャリア入社者は20代後半〜30代半ばで、〇〇の等級での入社が一般的。
さらに・・・




