「JTに入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ワンキャリア転職は、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ワンキャリア転職の独自調査をもとに、JTの給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年8月
1:JTの平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:JTの平均年収は927万円
JTの平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近3年間の平均年収は以下の通りです。
- 2023年:927万円(平均年齢:41.4歳)
- 2022年:903万円(平均年齢:41,1歳)
- 2021年:897万円(平均年齢:43.4歳)
1-2:JTの競合他社の平均年収
JTの競合他社の平均年収も見てみましょう。JTとよく比較される食品・化粧品メーカーの資生堂、日清食品の平均年収は以下の通りです。
このように競合他社のメーカーと比較して、JTの平均年収は高いと言えます。
2:JTの年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:JTの等級(役職)別年収
JTの等級は職種ごとに23種類に細かく設定されています。
- R&D職
- 研究専門職
- テクニカルエンジニア職
- メカニカルエンジニア職
- オペレーショナルエンジニア職
- 原料エンジニア職
- リーフ職
- リーフマネージャー職
- 営業職
- P&C支社スタッフ職
- ブランドマネージャー職
- デザイン開発職
- 医薬職
- IT職
- 不動産職
- IR・ESG情報開示職
- 広報職
- 財務職
- 経理職
- 法務職
- D-LAB職
- 産業保健スタッフ職
- スタッフ職
本記事では営業職およびスタッフ職の等級について解説します。
【ここから先のポイント】
- 22歳で営業職に新卒入社した場合、26歳で500-〇〇万円の年収が見込める。
- 営業職の場合「対行政・対〇〇への取り組み」が評価されるケースあり。
- 営業職のキャリア入社は、メーカー出身のルートセールス経験者や〇〇業界出身者が多い。
さらに・・・




