「資生堂に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ワンキャリア転職は、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ワンキャリア転職の独自調査をもとに、資生堂の給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
1:資生堂の平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:資生堂の平均年収は740万円
資生堂の平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近3年間の平均年収は以下の通りです。
- 2021年度:620万円(平均年齢:38.9歳)
- 2022年度:663万円(平均年齢:38.9歳)
- 2023年度:740万円(平均年齢:38.7歳)
(出典) 資生堂 有価証券報告書
資生堂では、直近3年間で平均年収が100万円以上アップしています。
1-2:資生堂の競合他社の平均年収
資生堂の競合他社の平均年収も見てみましょう。資生堂と同じ化粧品メーカーの大手企業である花王、コーセーの平均年収は以下の通りです。
- 花王:802万円 (平均年齢:41.1歳)
- コーセー:789万円 (平均年齢:40.4歳)
(出典) 花王 有価証券報告書、コーセー 有価証券報告書
このように、資生堂の年収は同業界の他社と比較するとやや低い水準にあると言えます。
2:資生堂の年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:資生堂の等級(役職)別年収
資生堂の等級別目安年収は以下の通りです。
【ここから先のポイント】
- 管理職手前まではほぼ横並びで昇格し、30歳前後の目安年収は〇〇万円程度。
- 業務目標以外のプロジェクトにも積極的に参加することが高い評価を得るポイント。
- マーケティング職でのキャリア入社の場合、化粧品メーカーや〇〇などからの転職事例あり。
さらに・・・




