中途面接で合否を分ける質問とは。どのような対策をしておくべきか。
この「受ける前に知っておくべき面接質問シリーズ」では、クチコミデータと選考通過者へのインタビューに基づくONE CAREER PLUSの独自調査から、有名企業で聞かれる質問を3つピックアップして解説。
今回は、日本最大のメガバンクである三菱UFJ銀行を取り上げます。中期経営計画の経営方針では「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を掲げ(※)、積極的なDX推進を図る同行。グローバル領域も強く、メガバンクでは他行と一線を画します。では、その中途採用はどのような人が求められているのか、一緒に見ていきましょう
※参照:三菱UFJフィナンシャル・グループ - 中期経営計画(2021年度-2023年度)について
三菱UFJ銀行の価値観と採用像
三菱UFJ銀行は「世界が進むチカラになる。」というパーパス(存在意義)を掲げ、国内はもとより、アジア・世界で選ばれる存在になることを志向しています。実際にメガバンクではNo.1のグローバル売り上げ比率を誇り、親会社であるMUFG全体では2023年の海外収益比率の実績は50%に達します。(※)
※参照:三菱UFJフィナンシャル・グループ - 収益の多様性
こうしたパーパスの実現のため、三菱UFJ銀行の行員には「信用・信頼」「プロフェッショナリズムとチームワーク」「成長と挑戦」という価値観が規定・共有されており、高い職業倫理観のもとで働くことが求められます。
同行では、事業戦略の一つに「DX推進」を掲げており(※)、デジタルを起点とした事業変革を推進しています。その結果、金融知識よりもデジタル・システムの知見を重視し、SIerやITコンサルといった業界からの中途採用を積極的に行っているようです。
募集要項にもあるように、上流~下流の様々なプロジェクトが存在しており、デジタル起点としたビジネス創造や、最先端のテクノロジー活用、IT×グローバル拠点での機会など、多岐に渡るチャンスがある点が同行のデジタル・システム職採用の魅力と言えるでしょう。
以上より、三菱UFJ銀行(システム・デジタル)の採用像は以下のように規定できます。
三菱UFJ銀行の中途面接の質問1:これまでの業務経験を詳しく教えてください
これまでの経験から、どんなスキルを持っているかを端的に回答できています。内定者のインタビューによると「面接官はある程度システム開発経験のある方が多い」(場合によっては業務提携先のコンサルティング会社が担当する場合もある)ため、自分が培ったスキルや経験をより詳細に説明することが求められます。同行ではプロジェクト業務が多いこともあり、PM経験がある場合は積極的にアピールしていきましょう。
三菱UFJ銀行の中途面接の質問2:これまでの業務経験で最も苦労したことを教えてください
さらに・・・