次のキャリアが見える、転職サイト

検索

記事画像

AIの注目企業8社とキャリアパターン。どんな企業にどんな人が転職している?【トレンドテーマ別企業紹介#01】

ONE CAREER PLUSがお送りする「トレンドテーマ別企業紹介シリーズ」第1回のテーマはAI。


SiriやChat GPTなど、今やAIを活用した機能は身近なものとなりました。実際にAIを事業とする企業は、米国や欧州をはじめアジア各国にも増えており、これからも市場規模が拡大することが想定されます。


キャリア選択においても、AI関連企業に挑戦したいと考える方が増えています。本記事では、AI市場の現状や成長予測といった基礎知識の開設から、AI領域での注目企業と企業へのキャリアパターンについてご紹介。




AIとは?




AIとは「Artificial Intelligence」の頭文字をとった言葉で、「人工知能」を指します。AIは、人間が行う知的活動を学習し、コンピューターシステムやプログラムなどによって再現することが可能です。


AIを用いた事例には、翻訳、自動運転、医療画像診断、囲碁などが挙げられます。実際に人間が行うよりもスピーディに再現してくれるため、医療、介護、金融など幅広い分野においてAIの活用が進んでおり、「AI×◯◯」の掛け合わせが生まれています。



なぜAIが注目されているのか?


AIは、人間が行っていた複雑なタスクを容易に実現し、私たちが可能とする行動を超えるところまで進化しています。業務効率化や顧客満足度の向上など、さまざまなメリットがあると見込まれ、多くの企業がAIを用いたビジネスモデルを検討している現状です。


総務省の「令和5年 情報通信に関する現状報告の概要」によると、2022年にはAIにおける世界市場の売上高は18兆7,148億円に達すると見込まれ、今後2030年まで緩やかな加速度的成長が予測されています。日本のAIシステム市場の支出額については、2022年は約3,900億円であり、2027年には約1兆1,000億円まで拡大するとされています。


Fortune Business Insightsの市場リサーチ報告書では、現状、AI市場はソフトウェアが主流であるものの、今後数年間でサービスとハードウェアも積極的に発展することを示唆。すでに多くの企業でAIが活用されており、将来性が期待できます。


企業一覧&キャリアパターン解説




ABEJA:ディープラーニングのリーディングカンパニー


#AI #海外進出 
#資金調達 #ディープラーニング #DX

▪️ どんな事業内容?

2012年設立のABEJAは「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念とし、ディープラーニングの黎明期からAIを専門的に活用してきたベンチャー企業です。主な事業である「ABEJA Platform」は、社内に専門的知見を持つ人がいなくても、AI開発運用を可能とします。


また、「ABEJA Platform」を活用して展開されている「ABEJA Insight for Retail」は、小売業界に特化した店舗解析サービスです。小売店舗に設置したカメラなどから収集した店舗の来店人数、滞在時間、年齢などの情報をAIで解析し、業務効率化に活かすことができます。



▪️なぜ注目?

ABEJAは、2018年12月、日本で初めて米国のGoogle社からの出資を受けました。また、2020年6月には世界経済フォーラムから「テクノロジー・パイオニア」に選出されるなど、国内外の企業や機関から高く評価されています。


「ABEJA Insight for Retail」では、ミック経済研究所が発表した「AI(ディープラーニング)活用の画像認識ソリューション市場の現状と展望【2020年度版】」において、「小売・卸売AI市場」および「マーケティングAI市場」分野でシェア1位を獲得しました。


パルコやダイキン工業など、業界のリーディングカンパニーを含む100社以上の顧客との取引実績があるほか、SalesforceやNVIDIA、SOMPOホールディングス、ヒューリックといった企業との資本提携にも成功しています。2017年にはシンガポールに海外拠点を設立するなど、国内外でのマーケット拡大に務めています。



▪️この企業への転職事例は?



エクサウィザーズ:AIの“達人”として社会課題を解決


#AI #プロダクト
#海外進出 #多様な人材 #プラットフォーム

▪️どんな事業内容?

2016年設立、「AIを用いた社会課題解決を通じて幸せな社会を実現する」をミッションに掲げ、AIプラットフォームとAIプロダクトの2つを軸に展開しています。AIプラットフォームには、ChatGPTを活用したIR業務効率化支援サービス「exaBase」や、DX人材・組織開発をワンストップで支援するサービスの提供などがあります。


AIプロダクトは、企業向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」やIR業務効率化支援サービス「exaBase IRアシスタント」、DX人材発掘・育成サービス「exaBase DXアセスメント&ラーニング」などです。


▪️なぜ注目?

エクサウィザーズは2021年、アメリカの調査会社「CB Insights」が毎年発表する、世界で最も有望な100のAIスタートアップ企業ランキング「AI 100」に選出されるなど、海外でも注目されています。


メンバーには、プロダクトマネージャー、UI/UXデザイナー、研究者、介護、ドメインの専門家など、多様なバックグラウンドを持つ人材が在籍。医療、介護、金融、保険、インフラ、自治体など、幅広い領域でサービスを開発しているのが特徴です。



▪️この企業への転職事例は?



PKSHA Technology:「人×ソフトウェア」の未来設計


#AI #成長中 #アルゴリズム
#ソフトウェア #研究開発

▪️どんな事業内容?

2012年に「AppReSearch」として設立、2014年に「PKSHA Teachnology」と商号変更しました。自然言語処理、画像認識、機械学習・深層学習技術に関連するアルゴリズムソリューションを展開し、主に研究開発、ソリューション・プロダクト提供、ソフトウェアの社会実装などの事業を行っています。


具体的には、PKSHA ReSearch(PKSHA Teachnologyが行う研究開発部門)で研究開発されたアルゴリズムを搭載したソフトウェア「PKSHA Enterprise AI」と提供しています。そのなかには、LLM関連技術の統合的なカスタマイズが可能な「PKSHA LLMS」、流通・小売企業の課題やオペレーションを改善する「PKSHA SCM」、不正な動きの検知や不正投稿の監視を行う「PKSHA Security」などがあります。


▪️なぜ注目?

PKSHA Teachnologyは、2017年に東京証券取引所マザーズに上場しました。AIベンチャー企業としては珍しい上場ができた理由の1つは、新型コロナウイルスが流行し始めた2020年を除き、平均営業比率が年々上昇していることが挙げられます。


また、東京大学の松尾研究室出身者によって起業され、社員の9割がエンジニアや研究者であり、アカデミック領域で高い専門性を持つことも特徴です。



▪️この企業への転職事例は?




Spiral.AI:日本発、独自のLLM開発を世界に


#AI #スタートアップ

#成長中 #新規事業 #LLM


▪️どんな事業内容?

2023年3月に設立されたSpiral.AIは「Spiralに世界を巻き込む」をミッションに掲げ、巨大言語モデル(Large Language Models:LLM)を事業の核としています。主なサービスは、ノーコードで活用できるAIコミュニケーションプラットフォーム「Spiral.Bot」、自動でQ&Aを提案するオペレーター支援ツール「Dial Mate」、実在する芸能人と擬似的な会話が体験できる「Naomi.AI」です。


LLMに特化した数少ないスタートアップとして、世界におけるLLM開発と活用の中核となることを目指しており、資金調達を通じてエンジニア・事業開発メンバーの採用や開発インフラの拡充に取り組んでいます。


▪️なぜ注目?

Spiral.AIは設立以来、総額約12.1億円の資金調達を実施。優秀なエンジニアや事業開発メンバーの採用、LMM開発などに取り組んでいます。


多くの企業がLLMの実装に課題を感じているなかで、スマートシティとエッジAI開発に注力するニューラルポケットのCTO(最高技術責任者)を務めた代表の佐々木雄一氏が指揮し、新しいビジネスを生み出しています。



【企業選び・企業探しをしたい方向け】キャリア面談_申込フォーム|ONE CAREER PLUS
■キャリア面談について本キャリア面談では、直近の募集枠の説明や、過去の採用決定者選考の傾向からご相談者様の通過に向けたアドバイスなどもお伝えさせていただきます。■ONE CAREER PLUSからの支援について弊社では、ユーザーから投稿いただいた選考情報やキャリアデータを元にした、オリジナルの選考対策コンテンツも作成しております。(※注:選考対策支援やコンテンツ提供は、弊社経由でご応募する方に限定しております。支援ご希望の方は面談前に自主応募を実施しないようご留意ください。)■注意点・「ONE CAREER PLUS利用規約」に基づくサービスは、面談へのお申込みをもって提供開始されません。是非別途ご案内する方法で会員登録をお願いいたします。・面談にご参加いただくにあたっては当社の「個人情報の取り扱いについて」に合意の上、お申し込みいただく必要があり、面談のお申し込みをもって「個人情報の取り扱いについて」への合意があったものとみなします。個人情報の取り扱いについて:https://plus.onecareer.jp/infos/handling_of_personal_information------詳細------【概要】・時間  :30分前後・実施方法:Zoom※自動返信されるメールのURLからご参加ください※職務経歴書・履歴書などは不要です。もしお持ちの方は当日その場でご共有いただくとよりスムーズな面談が可能です。【応募方法】(1)本フォームに必要情報のご記入をお願いします。(2)ご予約後に送信されるメールに記載のURLからキャリア面談へのご参加をお願いします。
https://waaq.jp/p/onecareer/06rvuust0f



ブレインパッド:データ活用のパイオニア


#AI #デジタルマーケティング #自動接客
#ビッグデータ #1000社以上のデータ活用


▪️どんな事業内容?

2004年設立、「技術と人材のサプライチェーンを再構築し、国際競争力のある豊かな日本の再生に貢献する」をミッションに掲げるブレインパッド。データ活用やAI導入のためのコンサルティング、分析業務の受託、分析環境の構築など、ビッグデータ活用サービスとデジタルマーケティングサービスを得意とするベンチャー企業です。


パーソナライズされた自動接客を実現するソリューション「Rtoaster」や、機械学習により顧客ニーズを予測するBtoC向けマーケティングオートメーションプラットフォーム「Probance」、LINEコミュニケーションを自動化するマーケティングオートメーション「Ligla」などのプロダクトを展開するほか、「+AI」というオウンドメディアも運営しています。


▪️なぜ注目?

2023年6月期の売上高は約97億円であり、前年比で約14.4%増加。創業20年となっていますが、いまだに堅調に事業成長しています。これまでに支援したクライアントは、業界を問わず1,000社を超えます。トヨタ自動車、伊藤忠商事、日本航空など、さまざまな業界のリーディングカンパニーを担当してきました。


▪️この企業への転職事例は?



AI inside:「“AI” inside “ X”」を実現


#DX #大型資金調達
#新規事業 #海外展開

▪️どんな事業内容?

AI insideは「“AI” inside “X”」つまり、さまざまな環境(=X)にAIが溶け込む社会を目指す会社です。この目標を実現するため、Multimode AI、Autonomous AIの研究を進め、「DX Suite」「AI inside Cube」「Any Data」といったサービスを展開しています。


▪️なぜ注目?

上記で紹介した事業の中でも「DX Suite」は主要サービスであり、AI-OCR市場のシェアは62.5%とNo.1を誇っています。さらに、2022年にはAI内製化とAI人材育成に特化した新サービス「Developer's API」「AI Growth Program」を展開しました。


海外企業とのグローバルパートナーシップを締結するなど、日本に限らず、グローバルにAIサービスの提供を拡大しています。


▪️この企業への転職事例は?


ニューラルポケット:唯一無二のAIエンジニアリング


#IPO #スタートアップ
#上場#大型資金調達

▪️どんな事業内容?

画像や映像の解析、種類分別、空間認識など、多様なAI技術を独自開発しています。それらを活用し、デジタルサイネージ、スマートシティ、ファッション事業などを展開。AIサイネージ広告サービス「AI DOOH」、アパレル企業に向けたトレンド解析サービス「AI MD」、AI搭載スマホドライブレコーダー「スマートくん」などがあります。


▪️なぜ注目?

2019年に総額約6億円の資金調達を実施しました。それと同時に、社名を「ファッションポケット」から「ニューラルポケット」に変更し、ファッションだけでなく幅広い分野においてAIを活用しています。


さらに、会社が設立されてからわずか2年の2020年、東京証券取引所のマザーズ市場に上場(IPO)しました。資金調達、社名の変更、上場の機会を経て、ますます市場での期待が高まっています。



Kudan:コンピューターの「眼」を研究開発


#SLAM #DeepTech #海外展開
#大型資金調達#ベンチャー

▪️どんな事業内容?

Kudanは、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:自己位置推定と地図作成)という技術をベースとしたテクノロジーを提供する会社です。この技術は、自動運転、ロボティクス、AR/VR、スマートシティなど、幅広い分野に活用されます。


▪️なぜ注目?

2011年、「Deep Tech」の最前線といわれるヨーロッパのイギリスで誕生。イギリス、ドイツに研究開発拠点を持ち、イギリスのR&D部門に在籍する70%がPh.Dを保有する数学や物理の研究者です。日本では社員11人と少数精鋭の体制でありながらも、グローバルに事業を展開しています。


まとめ




AI市場は加速度的に成長、変化し続けており、常に新しいことを求められる魅力的な業界です。今後もAIを活用したサービスやプロダクトが増え、AI市場の規模は拡大していくと予測されます。



※ONE CAREER PLUSでは、キャリアアナリストによる1to1のキャリア相談を受け付けております。成長企業への転職方法など、ご興味のある方はぜひ下記よりお申し込みください。

無料キャリア面談_申込フォーム|ONE CAREER PLUS
次のキャリアが見える、転職サイト「ONE CAREER PLUS」では、枠数を限定した無料キャリア面談を実施中です。サイト上に集まった転職体験談などのキャリアデータも踏まえ、次に見据えるキャリアパターン、具体的な求人例などもご紹介。・目標とするキャリアパス/企業があり、目指し方を相談したい方・中長期のキャリアは考えられておらず、自分の経験から目指せるものを知りたい方・現在エージェントに相談中だが、転職の進め方が妥当かセカンドオピニオンをもらいたい方…などなど、幅広いニーズにお応えすることが可能です。悩みが具体的になっていない方も、ぜひお気軽にお申し込みください。下部より、キャリア面談の日程予約をお願いします。■ONE CAREER PLUSからの支援について弊社では、ユーザーから投稿いただいた選考情報やキャリアデータを元にした、オリジナルの選考対策コンテンツも作成しております。(※注:選考対策支援やコンテンツ提供は、弊社経由でご応募する方に限定しております。支援ご希望の方は面談前に自主応募を実施しないようご留意ください。)■注意点・「ONE CAREER PLUS利用規約」に基づくサービスは、面談へのお申込みをもって提供開始されません。是非別途ご案内する方法で会員登録をお願いいたします。・面談にご参加いただくにあたっては当社の「個人情報の取り扱いについて」に合意の上、お申し込みいただく必要があり、面談のお申し込みをもって「個人情報の取り扱いについて」への合意があったものとみなします。個人情報の取り扱いについて:https://plus.onecareer.jp/infos/handling_of_personal_information------詳細------キャリアのデータをもとに中長期的なキャリア形成のサポートをします。【概要】・時間  :45分前後・実施方法:Zoom※自動返信されるメールのURLからご参加ください・料金  :無料※職務経歴書・履歴書などは不要です。もしお持ちの方は当日その場でご共有いただくとよりスムーズな面談が可能です。【対象】ONE CAREER PLUSの社会人会員※本枠での面談につきまして、学生会員の方はお受け致しかねます。ご了承ください。【応募方法】(1)本フォームに必要情報のご記入をお願いします。(2)ご予約後に送信されるメールに記載のURLからキャリア面談へのご参加をお願いします。【キャリア面談のポイント】中長期的なキャリアの可能性を広げるキャリアパス/求人をご提案いたします。[✔︎] キャリアの選択肢広げる企業が見つかる伸びている業界の傾向を踏まえ、自身の市場価値を高めることができる企業をご紹介します。[✔︎] 転職後のキャリアパスが見える転職したその先にはどんなキャリアの可能性があるのか、4,000件以上の転職のデータを基に、キャリアアナリストがお答えします。
https://waaq.jp/p/onecareer/bnm5bph4big


ワンキャリアプラス編集部

次のキャリアが見える転職サイト「ONE CAREER PLUS」の編集・リサーチチームです。 ▼最新イベント:https://plus.onecareer.jp/events ▼公式Twitter:https://twitter.com/onecareerplus

フェーズからキャリア面談を選ぶ

関連タグの人気記事

こちらの記事も読まれています

記事一覧のトップへ