経理職への転職を考えるとき、「実際の年収はどれくらいなのか」「自分の年代・環境で何が変わるのか」を事前に把握しておきたい方は多いでしょう。
本記事では、厚生労働省の統計データをもとに、経理職の平均年収を全体・年代別・男女別・企業規模別に解説します。また、ワンキャリア転職に集まった転職体験談から、転職によって経理の年収がどう変わるのかリアルな事例も紹介します。
1. 経理の平均年収
1-1. 経理全体の平均年収(全職種との比較)
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、経理職にあたる「会計事務従事者」の平均年収(企業規模計・男女計)は約450万円です。
国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」では、給与所得者全体の平均給与は460万円とされており、経理職は日本全体の平均とほぼ同水準といえます。ただし、業界・企業規模・役職によって年収幅が大きく、300万円台から1,000万円超まで広い範囲に分布しています。
経理は低年収というイメージを持たれやすいですが、実態はポジションと環境次第です。同じ経理でも、スタートアップの月次担当と大手企業の連結決算・管理会計担当では、年収が倍以上変わることもあります。転職市場では経験の深さより幅が評価される傾向もあるため、どんな経理業務を経験してきたかを具体的に整理しておくことが大切です。
参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」、国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」
1-2. 男女別の平均年収
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、会計事務従事者の男女別平均年収(企業規模計)は以下の通りです。
※平均年収は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与」で推計。
男女差が生じる背景としては、雇用形態の違いが大きな要因です。経理職では非正規雇用(派遣・パート)に女性が多い傾向があり、全体の平均を引き下げています。正社員同士で比較した場合、その差は縮まりますが、管理職に占める女性割合の低さも一因です。
参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」、
1-3. 年代別の平均年収
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」をもとにした年代別の経理職の年収目安(参考)は以下の通りです。
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