こんにちは。ワンキャリア転職キャリアアナリストです。
この連載「キャリアアナリストのお悩み相談室」では、転職を考えているみなさんからいただいたリアルなお悩みに、ワンキャリア転職のデータをもとにお答えしていきます。
本日のお便り
ラジオネーム:モモさん(34歳・大手メーカー 法人営業)
現在、大手メーカーで法人営業を担当しており、年収は680万円ほどです。入社9年目になり、今の仕事にはある程度慣れてきたのですが、最近『このまま40代を迎えていいのか』という焦りを感じています。社内での異動申請も出しましたが通らず、転職を具体的に考え始めました。ただ、志望しているスタートアップやベンチャーは年収が100〜200万円下がりそうで、踏み切れずにいます。実際のところ、年収が高い人でも転職している人が増えてきた気がするのですが、どういう理由で動いているのでしょうか?年収が下がっても転職すべき状況というのは、どうやって判断すればよいでしょうか?
モモさん、ご相談ありがとうございます。「年収は下げたくない。でも成長もしたい」——この葛藤は、30代中盤のビジネスパーソンがもっとも悩む問いのひとつです。
結論から言うと、年収600万円以上の方でも転職で年収が下がるケースは珍しくありません。それでも転職を選ぶ人には、年収以外に「手放せないもの」があります。データから読み解いていきましょう。
まず実態を確認——年収600万以上でも、3人に1人が年収を下げて転職している
ワンキャリア転職の転職体験談データ(2026年4月時点)によると、転職前年収が600万円以上だった方の転職は2,231件。その内訳は以下の通りです。
転職体験談データ:ワンキャリア転職(2026年4月時点、公開済データより独自集計)
年収が上がる方が約4割で最多ですが、下がる方も3割以上います。「高年収だから転職すると年収が落ちる」という感覚は、データでも裏付けられています。
年収が上がるケースも4割近くある
一方で、年収UPが最も多いのも事実です。スキルや経験を正しく評価する企業に移ることで、年収が上がるケースも多くあります。「年収が下がるかもしれない」という恐れだけで転職をためらうのは、もったいないケースもあります。
では、なぜ転職するのか——高年収層が「年収より大事にしていること」
高年収層(600万以上)が転職で重視したポイントを集計すると、以下の結果になりました。
さらに・・・



