中途面接で合否を分ける質問とは。どのような対策をしておくべきか。
この「受ける前に知っておくべき面接質問シリーズ」では、クチコミデータと選考通過者へのインタビューに基づくONE CAREER PLUSの独自調査から、有名企業で聞かれる質問を3つピックアップして解説。
今回は、日系総合ファームの野村総合研究所(以下、NRI)を取り上げます。近年のコンサル人気や採用数の少なさから選考難易度は高くなっているため、しっかりと準備をしてから選考に向かいましょう。
NRIの価値観と採用人物像
NRIは、「未来創発」を企業理念に掲げ、コンサルティングとITソリューションを提供する、コンサルティングファームとSIerの二つの機能を持つ企業です。
コンサルティング領域では、各業界の深い知見や洞察をもとにサービスを展開しており、クライアント数や案件規模は国内トップレベルを誇ります。
定評があるのは、業界知見やバックグラウンドの異なる人材をかけあわせ、戦略提案から実行支援まで行う伴走型コンサルティング。特に、官民連携や業界横断を得意としています。
企業文化においては、入社後早い段階から、コンサルタントとして責任ある業務を経験させることを重視。また、外資系ファームのような「Up or Out」とは異なり、長期育成を想定して採用が行われるため、選考では複数の面接でカルチャーフィットを問う質問が行われます。
上記の観点からNRIの価値観をまとめると、プロフェッショナルファームとしての高い職業倫理や、日系企業特有の長期人材育成の文化がある点が特徴といえるでしょう。
NRIの中途面接の質問1:(性格診断結果から)コンサルタントに向いていないかもしれないけど、どう思う?
NRIの選考では、意図的に答えにくい質問をされるときがあります。この狙いは、コンサルタントとしてのクライアント対応力の確認です。上記は性格診断テストの結果から編み出された質問ですが、どのような質問でも、冷静に対処できるように準備しておきましょう。
NRIの中途面接の質問2:(業界のある課題に対し)君はどう考える?
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