本記事では、ワンキャリア転職に集まる独自調査の内容をもとに、主要総合コンサルティングファームのシニアコンサルタントの年収水準と職務内容を詳しく解説します。
また、シニアコンサルタントになるための条件や、さらなるキャリアアップの道筋についても具体的にお伝えします。
- 1. シニアコンサルタントとは?職務内容の概要
- 1-1. 基本的な役割と責任
- 1-2. 求められるスキルと経験
- 2. 有名総合ファームのシニアコンサルタントの役割と年収目安一覧
- 2-1. アクセンチュア
- 2-2. デロイト トーマツ コンサルティング
- 2-3. PwCコンサルティング
- 2-4. EYストラテジー・アンド・コンサルティング
- 2-5. KPMGコンサルティング
- 2-6. アビームコンサルティング
- 2-7. ベイカレント・コンサルティング
- 3. シニアコンサルタントになるには?
- 3-1. 必要な実績と経験・スキル
- 3-2. キャリア入社でシニアコンサルタントからスタートするケース
- 4. シニアコンサルタントからキャリアアップするには?
- 4-1. マネージャーへの昇格要件
- 4-2. 昇格に要する期間
- 5. コンサル転職を目指すなら
- ワンキャリア転職のご紹介
1. シニアコンサルタントとは?職務内容の概要
シニアコンサルタントは、多くのコンサルティングファームにおいてコンサルタントの上位等級として位置づけられる重要なポジションです。
1-1. 基本的な役割と責任
シニアコンサルタントは、プロジェクト内で中核的な役割を担います。具体的には、プロジェクトの特定領域に対する責任を持ち、チームリーダーとしてメンバーをマネジメントしながら、質の高いアウトプットの創出を求められます。
また、クライアントとの直接的なやり取りにおいても重要な窓口となり、信頼関係の構築が期待される立場にあります。上位メンバーのサポートを得ることなく、独立してプロジェクトを推進できる能力が必要とされます。
1-2. 求められるスキルと経験
シニアコンサルタントには、論理的思考力、資料作成力、プレゼンテーション能力といったコンサルタントとしての基礎スキルに加えて、チームマネジメント能力や下位メンバーへの指導力が求められます。
プロジェクト管理においては、全体のタスクを把握し、作業結果をクライアントに対して適切に説明できる能力も重要です。さらに、専門分野における深い知見と、それを活用した問題解決能力が評価の対象となります。
2. 有名総合ファームのシニアコンサルタントの役割と年収目安一覧
2-1. アクセンチュア
アクセンチュアにおけるシニアコンサルタントの年収は約840万円が目安となっています。22歳で新卒入社した場合、31歳頃にシニアコンサルタントに昇格するケースが想定されます。
シニアコンサルタントは、クライアントとの関係構築やプロジェクトの実行において中心的な役割を担います。中規模以上のプロジェクトチームにおいて、特定の領域に対する責任を持ちながら、下位メンバーの指導も行います。
▼アクセンチュアの等級別年収についてもっと見る
2-2. デロイト トーマツ コンサルティング
デロイトにおけるシニアコンサルタントの年収は1,000万円~1,200万円の範囲となっています。29歳頃にシニアコンサルタントに昇格した場合の目安年収は1,000万円程度です。
シニアコンサルタントは、プロジェクトのデリバリーマネジメントを行い、他社でいうプロジェクトマネージャー相当の役割を担います。プロジェクト内の特定領域に対する責任を負い、振り返りと改善提案を継続的に実施することが求められます。
▼デロイトの等級別年収についてもっと見る
さらに・・・
.png)




