「JTBに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではJTBの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年1月
1:JTBの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社JTB
- 所在地:東京都品川区東品川二丁目3番11号 JTBビル
- 資本金:1億円
- 従業員数:18,663名(グループ全体 2023年3月31日現在)
1-2:事業内容
JTBは日本の旅行会社です。1963年に財団法人日本交通公社が民営化したもので、2006年には9つの地域総合型会社や機能特化型の事業会社に分社化し、グループ経営体制を築き上げました。さらに、2018年には顧客ニーズに迅速に対応する組織構築に向けて、組織の再編で全社化を行いました。
国内個人事業として国内の顧客へ国内外への旅を提供するにとどまらず、今や国内の企業・団体をターゲットとした国内法人事業、海外の顧客に旅を提供するグローバル事業、地域の社会的課題を活性化するためのコンサルティング等を行う地域交流ビジネス等、幅広く事業を展開させています。
1-3:業績
2023年度の業績は、売上高 1兆863 億円(前期比1,083億円の増収)、営業利益は303 億円(前期比33億円の減益)、経常利益は343億円(前期比54億円の減益)、当期純利益は221 億円(前期比79 億円の減益)で、2019年度ぶりに売上高が1兆円を超えています。
(参考)会社概要|企業情報|JTBグループサイト、ニュースリリース JTBグループサイト
2:JTBに関するよくある質問
2-1:年収の構成は?
総年収は、ベース給与、賞与、残業代で構成されます。残業代は1分単位で実働に応じて支給されます。賞与は年に2回支給され、会社の業績や所属組織の評価によっても異なりますが目安としては5ヶ月分となります。コロナ禍の業績不振時は、賞与支給がない時期時期もありましたが、2025年現在、復活しているようです。
なお、事業部の評価によって賞与の支給金額が大きく異なることと、勤務地域によって地域間調整給の金額が異なり、ベース給与が変わること、残業時間によって残業代が変わることから、同じ役職でも総年収は人によって大きく差がでます。
なお、同社募集要項によると地域間調整給は、以下の通り支給されます。
- 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県):20,000円
- 中部(愛知県、岐阜県、三重県、長野県、静岡県、富山件、石川県、福井県):8,000円
- 関西(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県):15,000円
- 上記以外:地域間調整給の設定なし
(参考)JTB|新卒募集要項|RECRUIT INFO、初任給の引き上げおよびシニア社員の活躍推進に向けた取り組みについて|ニュースルーム|JTBグループサイト
2-2:昇給のスピードは?
新卒入社の場合、最初の2年程度は育成期間としてスタートします。3年目にG10等級に上がり、その後は昇格スピードに個人差が生まれます。年次・成果を加味して昇格していきます。
G8等級への昇格年次は最速で7年目、ボリューム層は10年目となります。課長への昇進は最速15年目以降・ボリューム層が18年目以降、部長への昇進は最速25年目以降・ボリューム層は28年目以降となります。
3:JTBにキャリア入社するには?
さらに・・・



