「大和ハウス工業に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では大和ハウス工業の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年1月
1:大和ハウス工業の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:大和ハウス工業株式会社
- 設立日:1947年3月4日
- 代表者:芳井敬一
- 所在地:大阪市北区梅田3丁目3番5号
- 資本金:1,622億1,684万212円
- 従業員数:連結48,483人、単体16,135人(2024年3月31日)
1-2:事業内容
大和ハウス工業株式会社は、1955年に設立された日本の総合建設会社で、住宅・、商業施設・物流施設などの設計・施工を主な事業としています。プレハブ住宅の先駆者として知られており、「人・街・暮らしの価値共創」を掲げ、持続可能な社会の実現を目指しています。
大和ハウス工業は初のプレハブ住宅「ミゼットハウス」の開発から始まり、初の住宅ローンを提供するなど事業を多角化しながら国内外での展開を進めています。海外市場への進出も積極的に行っており、グローバルな視点での事業展開が特徴です。
1-3:業績
大和ハウス工業の2024年3月末時点の連結売上高は5兆円規模に達しており、住宅・建築・不動産業界でトップを誇ります。特に、環境配慮型の建築や再生可能エネルギー事業を強化し、安定した成長を遂げています。
(出典)業績ハイライト|IR情報 For Investors|大和ハウス工業
2:大和ハウス工業に関するよくある質問
2-1:昇給のスピードは?
等級の昇格には試験合格が必要です。G9からスタートした新卒入社者は3年目の冬に実施される昇格試験を受け、4年目からG8になります。昇格試験では会社のビジョンに関する筆記テストが課されますが、合格率はほぼ100%です。
G7昇格時にも筆記テストが実施されますが、こちらも合格率はほぼ100%であり、ほとんどの方が6年目にG7に昇格します。
事業部長推薦をもらえるとG6の昇格試験を受けることができますが、推薦を得るためには営業成績が必要です。G6の昇格試験では筆記テストに加えて面接も実施されます。主任の肩書きに昇格するタイミングのため、マネジメント素養を見られます。合格率は60%程度で、概ね10年目以降に昇格します。
同様にG5の昇格に際しても事業部長推薦をもらった上でG6昇格時と同様の昇格試験に合格する必要があります。合格率は60%で、概ね11年目以降に昇格します。
基本的にはよほどのことがない限りは主任まで昇格することができますが、課長以上の昇格には高い成果が必要です。なお、課長以上の昇格試験の受験条件は公表されていません。
2-2:年収の構成は?
大和ハウス工業の年収はベース給与と年2回支給される賞与で構成されています。賞与は平均6ヶ月分支給されていますが、営業所の業績に左右されるため、min1ヶ月分〜MAX8ヶ月分と差が大きいことが特徴です。
また、営業職とその他一部の職種では販促手当が支給されています。
販売物件の粗利の0.08〜0.1%程度が支払われており、1棟あたりの支給上限は200万円、棟数の上限はありません。担当する物件の金額感は部署によりけりですが、年間1,000万円程度支給されるケースもあります。そのため、G8で年収1,200万円を超える社員も存在します。
2-3:キャリア入社時の等級は?
キャリア入社者の場合はG7からスタートすることが多く、昇格試験の内容や受験条件は新卒入社者と同じですが、成果を出すスピードが早いため昇格スピードも早い傾向にあります。
3:大和ハウス工業にキャリア入社するには?
さらに・・・



