「シャープに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではシャープの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年1月
1:シャープの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:シャープ株式会社
- 設立日:1935年5月
- 代表者:沖津 雅浩
- 所在地:大阪府堺市堺区匠町1番地
- 資本金:50億円(2024年3月末現在)
- 従業員数:シャープ連結:43,445名/国内連結:17,209名(2024年3月末現在)
1-2:事業内容
シャープは、液晶ディスプレイにおいて世界市場で高いシェアを誇り、テレビやスマートフォンのディスプレイ技術で定評があります。
また、家電製品や太陽光発電システム、電子部品などの分野でも存在感を示しています。近年はAIoT技術を活用し、スマートホームやスマートオフィスの分野での成長を目指しています。
1-3:業績
シャープは、2023年度の売上高が約2.3兆円を記録しており、エレクトロニクス業界で重要な地位を占めています。多角的な事業展開により、シャープは持続可能な社会の実現に貢献しつつ、さらなる成長を追求しています。
2:シャープに関するよくある質問
2-1:昇給のスピードは?
Z1は高卒入社者向け、Z1Sは高専卒入社者向けの等級であり、学部卒の新卒入社者の場合はZ2、修士卒の新卒入社者の場合はZ2S、博士卒の新卒入社者の場合はZ3からスタートします。
Z2からスタートした場合、2年目のタイミングで主任の肩書きを持ち、概ね6年目でZ2Sに昇格します。
Z3は肩書きが係長に変わるため、Z3昇格時には試験合格が必要です。課長・部長の推薦があれば受けることができますが、推薦を得るためには一定期間連続で高い評価を獲得する必要があります。
試験では適性検査が実施されますが難易度はそこまで高くないため、合格率はほぼ100%です。
課長以上への昇格はポストが空いていることが必要条件となりますが、近年若手を積極的に昇格させる動きが出てきており、早ければ30代中盤、概ね40代前半で課長に昇格します。
課長への昇格に際しても試験合格が必要であり、試験を受けるためには一定期間連続で高い評価を獲得し、課長・部長からの推薦を得る必要があります。適性検査に加え、社長向けのプレゼン、ケース試験が実施されますが、推薦を得ること自体の難易度が高いため、合格率はほぼ100%です。
なお、部長への昇格試験は存在せず、ポジションが空いたタイミングで幹部からの推薦により昇格が決まります。部長に昇格するタイミングは50代以降がほとんどです。キャリア入社者の場合、主任(Z2もしくはZ2S)からスタートします。入社後の昇格スピードは個人のスキル次第です。
2-2:年収の構成は?
シャープの年収はベース給与と賞与で構成されており、年収の20%を賞与(年2回支給)が占めます。シャープでは会社方針として原則残業が禁止のため、大多数の社員は定時に退勤しています。
なお、新卒1年目は標準評価しか得られないルールが存在しています。
3:シャープにキャリア入社するには?
さらに・・・



