「鹿島建設に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では鹿島建設の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年2月
1:鹿島建設の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:鹿島建設株式会社(KAJIMA CORPORATION)
- 設立:1930年(昭和5年)
- 代表者:代表取締役会長 押味 至一、代表取締役社長 天野 裕正
- 所在地:〒107-8388 東京都港区元赤坂1-3-1
- 資本金:814億円余
1-2:事業内容
鹿島建設は、1840年に創業した日本を代表する総合建設会社で、国内外で多くの大型プロジェクトを手がけています。売上高は約2兆円を超え、建設業界のリーダーとしての地位を確立しています。
同社は、土木、建築、開発事業を中心に、インフラ整備や都市開発、環境保全など幅広い分野で事業を展開しています。特に、技術力を活かした高層ビルや橋梁、トンネルの建設において高い評価を得ています。
1-3:業績
鹿島建設は、直近3期連続で増収増益を続けており、2023年度の連結建設売上高は国内・海外ともに、過去最高となる2兆9,272億円に達しました。
(参考)2023年度決算説明会資料
2:鹿島建設に関するよくある質問
2-1:激務って本当?
激務といったイメージのあるゼネコンですが、残業時間はどの程度なのでしょうか。同社が公表している人事データによると、直近の月間平均残業時間は以下のように推移しています。
- 2023年:34.7時間
- 2022年:37.0時間
- 2021年:39.5時間
同じように大手ゼネコンの大林組が公表している2023年度の残業時間は35.0時間であることから、業界の同程度の水準と言えます。
現場勤務とオフィス勤務では残業時間は異なり、内勤は20~30h程度、現場勤務であれば40~50h程度が実態と言えそうです。
2-2:配属ガチャはあるの?
ワンキャリア転職の独自調査によると、目立つ工事に配属されていると高い評価を受けやすくなったり、出世した人と同じ現場で仕事をしていた部下は引っ張り上げてもらいやすくなる、といった運で評価が決まる要素も多分にあるようです。
また、各支店において人事権を持つ人の方針次第でも評価のされ方は異なり、支店によって管理職に上がりやすい・上がりにくいといった事象もあるようです。
3:鹿島建設にキャリア入社するには?
3-1:鹿島建設への転職傾向
さらに・・・



