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オムロングループに転職するには? どんな会社? 会社概要から中途選考情報まで徹底解説

「オムロングループに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」

ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではオムロングループの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。


社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。


なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。

※調査時期:2024年12月







1:オムロングループの企業情報・事業内容


1-1:会社概要


  • 会社名:オムロングループ
  • 設立日:1948年(昭和23年)5月19日
  • 代表者:辻永 順太
  • 所在地:〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
  • 資本金:641億円
  • 従業員数:オムロングループ:28,450人(国内:11,738人 海外:16,712人) (2024年3月末時点)



1-2:事業内容


オムロン株式会社は、日本を代表する電気機器メーカーであり、主に自動化制御機器や電子部品の製造・販売を行っています。1933年に創業され、長い歴史の中で技術革新を続けてきました。


オムロンは「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」というミッションのもと、産業オートメーション・ヘルスケア・社会システム・電子部品など多岐にわたる事業を展開しています。


特に産業オートメーション分野では、世界的なリーダーとしての地位を確立しており、AIやIoTを活用した先進的なソリューションを提供しています。


持続可能な社会の実現を目指し、環境や社会課題への取り組みにも積極的です。オムロンは、技術力と革新性を武器に、今後も成長を続けることが期待されています。



1-3:業績


オムロングループには、IT企業からインフラ企業まで165のグループ会社があります(2024年時点)。その一角を担うオムロンヘルスケアは、ヘルスケア事業を展開しており、「企業は社会に役立ってこそ存在価値があり、存続できる」という理念のもと、1933年に創立されました。


具体的には、「小児ぜんそく患者の重症化ゼロを目指す呼吸器事業・薬の力を借りずに痛みの緩和を目指すペインマネジメント事業・脳・心血管疾患の発症ゼロを目指す循環器事業」の3つの事業を展開し、それぞれの分野で世界シェアNo.1を誇る医療機器を提供しています。


オムロンの電子血圧計は、現在世界シェア50%を占め、累計販売数は2億を超えています。この実績から、世界中で多くの人々の健康を支えてきたことが分かります。


日本でも発売と同時に、想定の2倍以上の注文が入るほどの人気を集めました。また、2022年には日本初の心電計付き上腕式血圧計を発売。脳・心血管疾患の発症をゼロにする「ゼロイベント」を循環器事業の事業ビジョンに掲げています。

(出典)ワンキャリア|医療機器メーカー:業界研究





2:オムロングループに関するよくある質問


2-1:昇進のタイミングは?


学部卒新卒入社者の場合、社員3級からスタートし、2年目の終わりに社員2級試験に合格すると社員2級に昇格します。合格率は8割程度で、概ね3年目から社員2級に昇格します。社員1級へは上長推薦で昇格することができ、早くて5年目、概ね6年目に昇格します。


主査への昇格にはアセスメントと論文試験が存在します。アセスメントでは主査の役割を担えるかどうかを見極めるために面談ロープレやインバスケットが実施されます。また、自部門における課題を提起し、課題に対する考察をまとめた論文の提出が求められます。


論文の採点者は所属部署以外の部署の部長職の社員がランダムで割り当てられ、アセスメントと論文試験の総合評価で合否が決定しますが、合格率は2~4割程度です。


従来は9年目が受験タイミングと言われていましたが、最近は若手も早期に主査へ昇格させようという動きがあるため、7年目で昇格する人もいます。


また、主査の等級は担当業務に応じてR1もしくはR2の等級からスタートします。自律して判断しながら業務を行うことが求められる場合はR2からのスタートとなります。


R3以降の昇格は担当する業務と評価によってスピードが変わりますが、R3に最短1年で昇格することも可能です。一方で、主査以降はシビアに評価を受けるようになるため、降格する可能性もあります。


経営管理職への昇格時にもアセスメントと試験が存在しますが、難易度が高いため合格率は1割もないと想定されます。経営管理職に昇格する場合はOG12以降の等級となり、部署の規模によってはいきなり部長職として昇格することもあります。



2-2:キャリア入社の場合の等級は?


キャリア入社者は社員1級もしくはR2からのスタートが多く、35歳以上の場合は主査として入社することが多いためR2からのスタートとなります。キャリア入社者は優秀な方が多い傾向にあるため、新卒入社者よりも昇格スピードが早くなるケースも存在します。



2-3:年収の構成は?


オムロンの年収はベース給与+賞与で構成されており、経営基幹職になると年俸制となります。


ベース給与には残業代が含まれますが、R2等級の場合20時間で7.5万円程度となります。

また、社員5〜1級の場合、等級が昇格せずとも年次によって3,000円/年程度の昇給があります。


主査の場合、0円〜4.8万円の昇給幅がありますが、昇給に対する明確な規定はありません。

賞与は年収の3割程度を占め、年2回に分けて支給されます。


さらに、オムロンでは以下のように各種手当も存在します。


  • 育英支援金:子供1人につき、1.2万円/月支給
  • 結婚祝い金:5万円支給
  • 出産祝い金:3万円

(参考情報:オムロンにおけるジョブ型人事制度のご紹介





3:オムロングループにキャリア入社するには?


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ワンキャリア転職編集部

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