「エン・ジャパンに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではエン・ジャパンの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年9月
1:エン・ジャパンの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:エン・ジャパン株式会社
- 設立:2000年1月
- 代表者:代表取締役社長 鈴木 孝二
- 所在地:東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー 35F
- 資本金:11億9,499万円 (2024年3月末現在)
- 従業員数:連結:3,317名 単体:2,135名 (2024年3月末現在)
(出典)会社概要 | 企業情報 | エン・ジャパン(en Japan)
1-2:事業内容
エン・ジャパンは、求人情報の提供や人材紹介、企業向けの教育・研修サービスなど、幅広い事業を展開しています。特に「エン転職」や「ミドルの転職」などの求人サイトを運営し、転職市場での存在感を高めています。2023年3月期の連結売上高は約1,550億円で、業界内でもトップクラスの規模を誇ります。
また、国内外での事業展開を進めており、ASEAN地域を中心にグローバルな成長も目指しています。企業のミッションとして「人と企業の“縁”をつなぎ、持続的な成長をサポートする」ことを掲げ、デジタル技術を活用した人材サービスの進化を推進しています。
それぞれの領域の中でも複数サービスを運営しており、カバー範囲の広さも、エン・ジャパンの魅力の1つといえるでしょう。
1-3:業績
2024年3月期の連結決算によると、売上高約677億円、経常利益は約54億円となっています。
(参考)エン・ジャパン_業績ハイライト
2:エン・ジャパンに関するよくある質問
2-1:職種コースはどのような種類がある?
エン・ジャパンには5つの職種コースが存在します。
新卒入社では、以前は「ビジネス総合コース」と「企画・マーケティングコース」のみが対象でした。しかし、2023年からは「人材紹介コンサルタントコース」「エンジニアコース」「クリエイティブコース」の採用も開始されました。
最も採用人数が多いのは「ビジネス総合コース」で、新卒入社者の約90%がこのコースに配属されます。
ただし、入社時点のコースがその後のキャリアにおいても固定されるわけではなく、成果次第で異動も可能とのこと。例えば、ビジネス総合コースで入社し、営業を経験した後にデジタルマーケターへ異動した事例があります。
定期的な社内公募により、異動のチャンスは存在しており、異動を希望する場合、希望先のマネージャーに企画を提案し、その結果で異動が決まります。どのコースで入社した場合でも、昇格するにつれてマネジメントを1度は経験します。
しかし、マネジメント以外のキャリアも開けていることが、エン・ジャパンの特徴です。専門性を極める「ハイプレイヤー職」というキャリアパスを歩むことができるためです。
マネジメントであってもハイプレイヤーであっても、年収には大きな差はなく、人によっては部長クラスの年収になることもあるそうです。
2-2:どんなカルチャー?
ワンキャリア転職に寄せられたエン・ジャパンのクチコミをみると、同社のカルチャーについて「実力主義」「風通しが良い」「社員同士の仲が良くウェット」といった声が上がっていました。
入社後の裁量があり、風通しも良いため意欲次第で若手でも成長できる環境や、ウェットな人間関係が好きな人には合う環境といえます。
2-3:実際に入社してどうだった?
入社後ギャップを防ぐために、実際にエン・ジャパンに入社した人のギャップを感じた点について見てみましょう。ワンキャリア転職のクチコミでは以下のような声が上がっており、営業職であれば「成果だけでなくプロセスもみられること」、「量をこなす必要があること」を理解しておくと良いでしょう。
▼入社前に知っておきたかったギャップ
営業のノウハウは非常に体系化されているものの、前提量をやる事が求められるため、それができない人は評価がされにくい環境でした。私自身はそこに対して抵抗があまり無いため、問題は特にありませんでしたが、同期の中で、そこが合わない人は早々に退職をしてしまう傾向がありました。(新卒入社|2019年〜在籍)
▼入社後に気づいた良いギャップ
業績に応じて賞与が変動するが、成果を出さないと賞与も限りなく少ないと入社前は感じていた。
ただ実際には、実績×上司の定性評価なので、成果が出てなくとも、過程を評価してもらえれば賞与支給額が下がることはあまりない。(20代後半(社会人3年目)|新卒入社|2022年〜在籍)
3:エン・ジャパンにキャリア入社するには?
さらに・・・




