「マイナビに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではマイナビの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年8月
1:マイナビの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社マイナビ
- 設立日:昭和48年(1973年)8月15日
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 土屋 芳明
- 所在地:東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
- 資本金:21億210万円
- 従業員数:約8,470名 グループ全体従業員数 約15,000 名 ※2024 年12月現在
就職や転職についての情報提供、人材派遣、人材紹介を主力業務としています。グループ企業として、マイナビ出版や国外現地法人など複数の企業が挙げられます。単体の従業員数は約8,300名であり、グループ全体従業員数約14,300 名(※2024 年4月時点)を擁しています
創業は毎日新聞社の関連会社「毎日コミュニケーションズ」であり、その後「マイナビ」に改名しました。現在において、毎日新聞社との繋がりは強くなく「グループ会社」ではなく「友好会社」と位置付けられています。
1-2:事業内容
主力である人材情報サイトの「マイナビ」だけでなく、ブライダルの「マイナビウエディング」を筆頭に不動産、旅行・宿泊、ヘルスケア、ニュースなど多岐にわたって事業を展開しています。
1-3:業績
2023年9月期の決算資料を見ると、売上高約1,860億円、営業利益322億円となっています。
【参考資料】マイナビ_沿革、マイナビ_会社概要、マイナビ_決算公告_第51期(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
2:マイナビに関するよくある質問
2-1:キャリア入社よりも新卒入社が優遇される?
キャリア入社の場合、等級2〜3からスタートすることが一般的です。その後、等級4〜5まで昇格するケースもありますが、部長に相当する等級6以降はほぼ新卒入社出身の社員が占めています。特に上位のポジションが詰まっている部署においては、役職が空いた際も新卒入社が優遇されやすい傾向があります。
入社後のミスマッチを防ぐために、実際にマイナビへ入社した方のクチコミを見てみましょう。
2-2:社内キャリアの流動性は?
マイナビでは、同じ事業部や同じ職種に留まることが多く、社内での異動やキャリアチェンジの機会はそれほど多くありません。公募制度は存在しますが、実際に通るのは半々といったところです。特に営業職の場合、異動や昇進には非常に高い業績を求められることが多いです。
2-3:組織構成は?部署によって昇格スピードは異なる?
昇格スピードについて押さえておくべき点は、事業部の状況ごとに昇格のスピードやしやすさが異なるという点です。
同社は多様なサービスを展開しており、事業部とサービスは以下のとおりです。
部署の売上・利益状況によって、昇格スピードにはばらつきが生じます。新卒社員の多くが「就職情報事業本部」「人材紹介事業本部」に配属され、ここはキャリア・新卒の割合が5:5程度です。
転職情報事業本部やアルバイト情報事業本部においては、社内の人材の流動性が高く、ポジションも開きやすい・上位等級に上がりやすくなります。一方で、新規事業系の組織やコンテンツ系の部署では営業組織と比べると昇格スピードが落ちる傾向にあります。
3:マイナビにキャリア入社するには?
さらに・・・




