「JTに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社？」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい？」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではJTの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期：2024年8月
1：JTの企業情報・事業内容
1-1：会社概要
- 会社名：日本たばこ産業株式会社（JT）
- 設立日：1985年4月1日
- 代表者：代表取締役社長 寺畠 正道
- 所在地：〒105-6927 東京都港区⻁ノ⾨4-1-1 神谷町トラストタワー
- 従業員数：53,239人（2023年12月末）
1-2：事業内容
JT（日本たばこ産業）は、1985年に設立された、たばこ並びに医薬 / 食品の製造・販売会社です。
主力のたばこ事業では、既存ブランドの継続的な刷新・強化や、タイムリーな新製品の投入、さらに競合他社を凌駕する営業力などで、国内NO.1、世界NO.3のシェアを誇っています。
たばこ事業以外でも、食品事業・医薬品事業など多角的な事業展開をしており、1987年には医薬事業に進出し、新薬の開発・製造にも力を入れ始めました。食品事業ではテーブルマーク株式会社を通じて、冷凍食品などをお客様にお届けしています。
また、海外企業とのM&Aの成功事例が多く、約120カ国で事業展開、52,640人(連結)もの従業員が海外で勤務しているほど、グローバル化に成功している企業です。
1-3：業績
数値面を見ると、2023年度の売上収益は、前年度比6.9%増の2兆8,411億円となっています。背景にはたばこ事業及び医薬事業での増収があります。また、営業利益は前年度比2.9%増の6,724億円であり、堅調に増収増益を達成しています。
（出典）JT_業績・財務ハイライト
2：JTに関するよくある質問
2-1：昇給のタイミングは？
各等級に求められる要件は社内開示されており、次の等級を満たすことが昇格条件とはなっていますが、昇格判断基準は上司次第となっているため、ブラックボックス化しています。そのため、自身が所属する部署の役員次第で昇格スピードが決まるケースも多いです。
営業職の場合、新卒入社者は営業5の等級で入社し、キャリア入社者の場合は営業4もしくは営業3で入社することが多い傾向にあります。また、30代後半で営業1に在籍する社員のボリュームが多いです。
スタッフ職の場合、新卒入社者はスタッフ4で入社し、基本的には入社4年目のタイミングで一律スタッフ3へ昇格します。キャリア入社者もスタッフ4で入社するケースが多いですが、半年〜1年程度でスタッフ3へ昇格することは物理的に可能です。
スタッフ3以降の昇格は評価次第で決定され、スタッフ2への昇格には平均6年程度かかります。また、スタッフ2からスタッフ1へ昇格するよりもマネジメント等級へ移行するパターンがほとんどです。
2-2：実際に入社してみてどうだった？
入社後のミスマッチを防ぐために、実際の社員のクチコミをみることは重要です。
ワンキャリア転職には、以下のようなクチコミが寄せられていました。
多く寄せられた意見としては、1)タバコという商材の特性上、事業展開が難しい、2）海外展開に期待ができる、などがありました。
メーカー
JT（日本たばこ産業）
事業（強み・弱み）
- 会社の成長性・将来性
- 事業の優位性・独自性
- イノベーションへの挑戦
- 事業展望について
- たばこという商材柄、この先未来永劫続く会社とは思えない。また、IQOSにかなりシェアを取られており、加熱式たばこ市場でのプルームXでの巻き返しは絶望的。... もっと見る
メーカー
JT（日本たばこ産業）
事業（強み・弱み）
- 会社の成長性・将来性
- 事業の優位性・独自性
- イノベーションへの挑戦
- 事業展望について
- ・会社の成長性・将来性加熱式たばこでIQOSを上回るかどうかによりますが、なかなか厳しいと思います。優秀な人材やノウハウ等はあると思うので、時間を掛ければ上回る・追いつくことはできるかと思いますが、その前に環境変化が起こることも想定すると背中を追っている間は厳しいと感じる。・事業の優位性・独自性環境としては厳しいが、商材としてはかなり強いので5年10年でダメになるというようなことはないと思う。・イノベーションへ挑戦潤沢なキャッシュを背景に様々なイノベーションに向けて種をまいていると聞いていますが、あまり形になっていないような気がします。このあたりは社内でも情報が出回らないので定かではありませんが、当たることを祈っています。... もっと見る
メーカー
JT（日本たばこ産業）
事業（強み・弱み）
- 会社の成長性・将来性
- 事業の優位性・独自性
- イノベーションへの挑戦
- 事業展望について
- 国内事業は総需要が右肩下がりであり競合と共に疲弊する未来は待ったなし。ただ海外展開に関してはM&A等も得意な会社であり、全社的にはまだまだ成長の余地が残されている印象。... もっと見る
メーカー
JT（日本たばこ産業）
事業（強み・弱み）
- 会社の成長性・将来性
- 事業の優位性・独自性
- イノベーションへの挑戦
- 事業展望について
- 優秀と評価された者(リーダー試験突破者等)が色んな本社部署で考えてはいるようですが、基本現場には直前に降りてくるだけなのでわかりません。ただたばこ事業のみでいうと他社には負けている、かつ業界自体が縮小傾向だと感じる場面はかなり多いです。... もっと見る
メーカー
JT（日本たばこ産業）
事業（強み・弱み）
- 会社の成長性・将来性
- 事業の優位性・独自性
- イノベーションへの挑戦
- 事業展望について
- EMA(中興国)マーケットがけん引して、決算はかなり調子がいい状態。今後25年は恐らく問題ない。加熱式たばこの波及効果により紙巻たばこ市場が圧縮されている、、、というのはあくまで日本国内の話であり、海外ではまだまだ紙巻たばこのマーケティングを打てる事業環境にある。... もっと見る
3：JTにキャリア入社するには？
さらに・・・
