「パソナに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。 社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
1:パソナグループの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社パソナグループ (Pasona Group Inc.)
- 設立日:1976年2月16日
- 代表者:南部 靖之
- 所在地:東京都千代田区大手町2-6-2 JOB HUB SQUARE
- 資本金:50億円
- 従業員数:21,789名 (連結・契約社員含む)
1-2:事業内容
あらゆる業界のあらゆる職種のプロフェッショナル人材を派遣する「エキスパートサービス」や人材育成や人事管理等に関するコンサルティングを行う「HRコンサルティング」、人材派遣サービスを主軸とした「(グローバル)人材紹介サービス」を主要事業として展開しています。
また国内だけでなく北米、アジア各国を中心に14地域53拠点を有しており、世界で活躍できるグローバル人材紹介を始めとして、研修・教育等による人材育成まで海外に進出する日系企業をサポートする幅広いソリューションを展開しています。
(出典)事業内容|パソナグループ
1-3:業績
2024年5月決算によると、2023年度の売上は3,567億円(対前年比4.6%減)、営業利益は68億円(対前年比52.7%減)を記録しています。
(出典)財務ハイライト|パソナグループ
2:パソナグループに関するよくある質問
2-1:年収の構成は?
月々の給与構成は部署によって異なることもありますが、ベース給与、賞与、各種手当から成り立っています。20代~30代前半まではE1~L2の等級で、ベース月給は20万円前半台と同業界と比較しても低めですが、職能・役割・個人評価に応じた手当や管理職に就いた場合の管理職手当があるため、実力に応じて年収500~600万円ほど稼ぐ人もいます。
なお人材紹介事業部の営業職においては、インセンティブ制度が導入されており、賞与に営業インセンティブが加算されます。そのため等級に関係なく、自らの成果次第で年間600万円相当の賞与を得ることも可能であり、20代の1,000万円プレーヤーも存在します。
賞与は年に2回、夏と冬に支給されます。通常のB評価の場合、1回あたり約1ヶ月分の給与相当額となりますが、会社の業績やインセンティブによって変動することがあります
2-2:手当は具体的にどのようなものがある?
個人のレベルや評価に紐づく手当は例えば以下のようなものがあります。
▼非管理職(E2~L2や一部M1以降)につく可能性ある手当の例
- 職能手当:E2~L2等級につく。E2であれば0.5万円/月、L1は1万円/月、L2は1.5万円/月
- 業務手当:個人の評価に基づいて変動する。人によって数千円/月〜数万円/月の幅がある
- 役割手当:リーダーとして取りまとめる役割、スキルがあると認められた人に0.5万円/月の手当がつく
▼管理職(M1以降や一部L1~L2)につく可能性のある手当の例
- 部長:18|~25万円/月
- 副部長:14~21万円/月
- チーム長(支店長、プロジェクト長、ユニット長):12~13万円/月
- 副チーム長(副支店長、チーフコーディネーター):10~10.5万円/月
2-3:昇進のスピードは?
昇進スピードに関しては、L2までは基本的に横並びで、一つの等級につき約2年程度で昇格します。評価によっては3〜4年かかる場合もありますが、どれだけ高い成果を出しても1年での早期昇格はほぼありません。
一方で、人材紹介事業部など一部の部署をのぞいて、プロパー出身社員の出世が早い傾向にあります。特に管理職への昇格となると、現在多くの役職をプロパー出身者が占めていることや、ポジションが詰まり気味であること、「パソナ人らしさ」といった定性評価も重視されること、も踏まえるとプロパー社員が有利と言えるでしょう。
3:パソナグループにキャリア入社するには?
さらに・・・



