「住友林業に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では住友林業の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
1:住友林業の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:住友林業株式会社
- 設立日:1948年2月20日
- 所在地:東京都千代田区大手町一丁目3番2号
- 資本金:55,101百万円 ※2024年12月31日時点
住友林業株式会社は日本の大手林業・建材企業で、住友グループに属する歴史ある企業です。日本の東京に本社を構え、単体で5,235名、連結で24,815名(2023年時点)のの従業員を擁し、国内外に多くの拠点を持っています。
最新の技術と伝統的な木材加工技術を融合させた高品質な住宅を提供し、顧客満足度の向上に努めています。国内外での事業展開により、グローバルに成長を続ける住友林業は、社員一人ひとりの成長を支援する充実した教育制度も整えています。
1-2:事業内容
主に森林管理、木材・建材の製造販売、住宅の設計・建築、リフォームなど幅広い事業を展開しています。国内外に広がる森林資源を活用し、持続可能な社会の実現を目指す同社は、環境保全と経済活動の両立を重視しています。
1-3:業績
2024年12月期の第3四半期決算では、売上高は約1兆4,900億円を超え、前年同期比で21%増加しました。特に住宅事業と木材事業が好調で、業績を支えています。
【参考資料】会社情報|住友林業、従業員関連データ - 住友林業、決算短信・説明会資料・ファクトブック(2024年12月期)
2:住友林業に関するよくある質問
2-1:インセンティブ制があるの?
年2回支給され、等級と年数により支払い制度が異なります。
N1、N2の場合は入社後2年間は固定制で賞与が支払われますが、一定以上の成果をあげており管理職からの推薦が得られると3年目以降は固定制かインセンティブ制かを選ぶことができます。
固定制よりもインセンティブ制の方が賞与額が高くなる傾向にあるため、ほとんどの社員がインセンティブ制を選択します。N3以降の等級では一律インセンティブ制となります。インセンティブ制では1回の支給あたりベース給与の1ヶ月分+業績成果による金額が支払われます。
業績成果とは以下3点を指し、高い成果を出すほどインセンティブ額が高くなる構造です。
- 半期の契約棟数
- 1棟あたり3万円支給
- 半期の着工棟数
- 棟数により1棟あたりの支給金額が変動(棟数が多いほど1棟あたりの支給金額も増加)
- 半期の引き渡し物件の利益額
- 利益額に応じて、数%のインセンティブが支給
2-2:持ち家を建てる際に補助が出るって本当?
住友林業の福利厚生として、持ち家を推奨しています。住友林業の家を建てた場合、最低限の利益率で建てることができ、月3万円の補助が10年間支給されます。また、他の住宅メーカーで建てた場合でも月1.5万円の補助が10年間支給されます。
2-3:住友林業で評価される人の特徴は?
住友林業では、インセンティブ項目に対して高い成果を出している人が評価が高くなる傾向にあります。そのため、高い受注金額を獲得することが肝要となります。
高い受注金額を獲得するためには、1棟あたりの金額が高い物件を受注するか物件数を多く獲得するかの2つの方法があります。前者の方法で成果をあげる社員は首都圏など高額物件が出回りやすいエリアを担当している営業に多く、後者については地方エリアを担当する社員に多く存在します。
ですが、どのエリアに配属されるかは運次第であるのが実態です。また、お客様からの紹介により受注につながるケースも存在するため、人間関係構築力が高い人も成果をあげやすい傾向にあります。
3:住友林業の選考情報
さらに・・・



