「ユーザベースに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではユーザベースの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
1:ユーザベースの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社ユーザベース
- 設立日:2008年4月1日
- 代表者:代表取締役 Co-CEO 稲垣裕介、佐久間衡
- 所在地:東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル
- 資本金:100百万円(2024年12月31日時点)
- 従業員数:1093名(2024年12月31日時点)
1-2:事業内容
ユーザベースの主要なサービスは企業・産業分析のための情報プラットフォーム「SPEEDA」と経済情報に特化したニュースサービス「NewsPicks」の2つです。
「SPEEDA」は世界180カ国300万社の企業情報を有しており、600社を超える企業に導入されています。「NewsPicks」は国内外90以上のメディアからの経済ニュースの配信やNewsPicks編集部が執筆する独自の記事の配信を行っており、2015年12月には会員数が100万人を超えました。
1-3:業績
ユーザベースは、2021年12月期の決算書をもって直近の業績公開を停止しています。
2021年12月期の業績では、売上高:189億4,000万円(前年同期比51.3%増)、セグメント利益:15億7,000万円(前年同期比228.4%増)を記録しており、近年顕著な成長を見せているといえます。
(出典)Company Profile|株式会社ユーザベース
2:ユーザベースに関するよくある質問
2-1:社内の組織体制は?
ユーザベースでは、クライアントが携わる部署に応じてユーザベース内でもドメインが分かれており、例えば経営企画のお客様向けのドメインや、営業やマーケのお客様向けのドメインなどが存在し、各ドメインにインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスが所属しています。
お客様の仕事の特性に応じて適切なプロダクトを適切なプランで提案しサポートする形です。加えて、全社横ぐしでマーケ組織が存在し、マーケ組織内に各サービスプロダクトごとの担当マーケチームが存在します。
このようなドメイン制になったのは2024年で、以前はSPEEDAやFORCASなどサービスごとの事業部制を採っていました。旧事業部の名残でドメインによって一定昇進の基準や評価の度合いは異なります。
2-2:年収の構成は?
ユーザベースの年収体系は、社員の等級に応じて定められています。
各等級に対して年俸額が固定されており、賞与は支給されません。給与には45時間のみなし残業代が含まれています。新卒で入社した時点では300万円弱からスタートし、個人の成績と事業成長に応じて等級および年収が上がっていきます。
2-3:昇進のタイミングは?
一方で、昇進タイミングについては、社会人歴が若い人は苦戦しやすいという声も聞かれました。シニア層で優秀な方がキャリア入社しポジションを埋めていく傾向があり、ジュニア等級で入った場合の昇進がスムーズにいかない方もいるようです。
「5-2:ユーザーベースで評価される人の特徴」で後述しますが、昇進には各事業部の業績も大きく寄与するため、業績が伸びている事業部に入れるかどうかも昇進スピードに影響しそうです。
3:ユーザベースにキャリア入社するには?
さらに・・・



