「兼松に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、兼松の給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ONE CAREER PLUSの独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年5月
- 1:兼松の平均年収は?競合他社の年収との比較も
- 1-1:兼松の平均年収は1,010万円
- 1-2:兼松の競合他社の平均年収
- 2:兼松の年収・評価制度・働き方と福利厚生
- 2-1:兼松の等級(役職)別年収
- 2-2:兼松の年代別年収
- 2-3:兼松の職種別年収
- 2-4:兼松の各等級(役職)ごとの期待役割
- 2-5:兼松の評価基準・評価フロー
- 2-6:兼松の働き方と福利厚生
- 3:兼松の企業情報・事業内容
- 3-1:会社概要
- 3-2:事業内容
- 3-3:業績
- 4:兼松に関するよくある質問
- 4-1:海外キャリアの可能性はどれぐらいある?
- 4-2:入社して実際にどうだった?
- 5:兼松にキャリア入社するには?
- 5-1:兼松への転職傾向
- 5-2:兼松で評価される人の特徴
- 6:兼松の選考情報
- 6-1:兼松の選考フロー
- 6-2:兼松の面接傾向と実際の質問例
- 7:キャリアアドバイザーに相談する
- 8:ONE CAREER PLUSのご紹介
1:兼松の平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:兼松の平均年収は1,010万円
兼松の平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近3年間の平均年収、平均年齢、平均勤続年数は以下の通りです。
- 2023年度:1,010万円(平均年齢:38.4歳、平均勤続年数:13.2年)
- 2022年度:1,204万円(平均年齢:38.5歳、平均勤続年数:13.7年)
- 2021年度:931万円(平均年齢:38.7歳、平均勤続年数:15.0年)
1-2:兼松の競合他社の平均年収
兼松の競合他社の平均年収も見てみましょう。兼松と同じ総合商社の大手企業である豊田通商、双日の平均年収、平均年齢、平均勤続年数は以下の通りです。
2:兼松の年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:兼松の等級(役職)別年収
兼松の職群はプロフェッショナル職とアドミスタッフ職の2つに分かれます。プロフェッショナル職は、いわゆる総合職に該当し、国内外の海外拠点への異動や関係会社での勤務の可能性があり、アドミスタッフ職は勤務地が東京に限定されます。
(参考)募集要項|採用について|兼松株式会社 新卒採用情報サイト
本記事では、プロフェッショナル職の年収・評価制度について解説します。兼松のプロフェッショナル職の目安年収は以下の通りです。
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