「第一生命保険(以下、第一生命)に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、第一生命の給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ONE CAREER PLUSの独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年2月
第一生命ってどんな会社?
第一生命保険は、日本を代表する生命保険会社の一つで、1902年に設立されました。
個人および法人向けに生命保険、年金保険、医療保険など多様な商品を提供しています。2023年9月末時点の保有契約高は個人保険で約71兆円、個人年金保険で約10兆円、団体保険で約48兆円、団体年金保険で約6兆円にのぼり、国内ではトップクラスのシェアを誇ります。
業界シェアにおいても、国内市場での確固たる地位を持ち、特に個人保険分野での強みを発揮しています。さらに、海外市場への積極的な進出を図り、グローバルな事業展開を進めています。
なお、本記事では生涯設計デザイナー・オフィストレーナー・オフィス長について解説します。
生涯設計デザイナー職はキャリア入社者のみで構成されており、2023年9月末時点で約3.8万人が従事していますが約99%が女性です。
生涯設計デザイナー職のキャリアパスとしては、指導者層(オフィストレーナー・オフィス長)があり、成果および本人の希望に応じて職種転換することができます。
なお、指導者層にはライフプロフェッショナル職(総合営業職)・機関経営職候補生・基幹総合職(内勤職)からもなることができます。
第一生命の等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
第一生命の生涯設計デザイナーおよび指導者層(オフィストレーナー・オフィス長)の目安年収は以下の通りです。
さらに・・・