「ソフトウェアエンジニアの年収は実際どのくらいなのか」——転職を意識し始めると、自分の市場価値や将来の年収水準が気になってくるものです。
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」(令和7年賃金構造基本統計調査をもとに算出)によると、ソフトウェア開発(パッケージソフト)の平均年収は約578.5万円です。一般給与所得者の平均(約478万円)を約100万円上回る水準ですが、スキルレベルや企業規模、転職タイミングによって大きく異なります。
本記事では、公的データとワンキャリア転職の転職体験談をもとに、年収の実態と上げ方を解説します。
- 1. ソフトウェアエンジニアの平均年収
- 1-1. 平均年収は約578.5万円
- 1-2. スキルレベル(ITSSレベル)別の年収レンジ
- 2. 年齢・企業規模別のソフトウェアエンジニア年収
- 2-1. 年齢とともに年収は上昇する傾向
- 2-2. 企業規模が大きいほど年収が高い傾向
- 3. ワンキャリア転職ユーザーの転職後年収データ
- 3-1. 転職後の年収分布:700〜800万円が最多
- 3-2. ソフトウェアエンジニアの約半数が転職で年収アップ
- 3-3. 転職体験談
- 4. ソフトウェアエンジニアの年収を上げる3つの方法
- 4-1. 先端スキルを習得する(AI・クラウド・上流工程)
- 4-2. マネジメント・プロジェクトリーダーにキャリアアップ
- 4-3. 転職で市場価値に見合った年収を手に入れる
- 5. ソフトウェアエンジニアの将来性
- 5-1. IT人材の需要は今後も拡大する見通し
- よくある質問(FAQ)
- Q.ソフトウェアエンジニアの平均年収はいくらですか?
- Q.転職でソフトウェアエンジニアの年収は上がりますか?
- Q.ソフトウェアエンジニアが年収1,000万円を目指すには何が必要ですか?
- ワンキャリア転職のご紹介
1. ソフトウェアエンジニアの平均年収
1-1. 平均年収は約578.5万円
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」(令和7年賃金構造基本統計調査をもとに算出)によると、ソフトウェア開発(パッケージソフト)の平均年収は約578.5万円です。
国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」による一般給与所得者の平均給与(約478万円)と比べると、約100万円高い水準です。ただし、エンジニアの中でもスキルや担う役割によって年収の幅は大きく異なります。
なお、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントの平均年収は約889万円と、ソフトウェアエンジニア平均より200万円以上高い水準です(出典:厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag「SE(基盤システム)」)。担う役割によって年収が大きく変わることが、データからも読み取れます。
1-2. スキルレベル(ITSSレベル)別の年収レンジ
平均値だけでは自分の位置はわかりません。独立行政法人IPA(情報処理推進機構)が策定した「ITスキル標準(ITSS)」に基づくスキルレベル別の年収レンジは、以下のとおりです。
レベルが1段階上がると、年収の下限・上限がともに大きく引き上げられます。レベル3とレベル5では年収の上限に250万円以上の差があり、スキルアップへの投資が直接的な年収向上につながります。
スキルレベルが上がるタイミング——たとえばレベル3からレベル4への移行期——は、転職のベストタイミングでもあります。在籍企業での評価が追いつく前に、市場価値に見合った年収を提示してくれる企業へ転職することで、年収の底上げを実現しやすくなります。
2. 年齢・企業規模別のソフトウェアエンジニア年収
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