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アクセンチュアとベイカレント、急成長するコンサルティングファームの年収や評価体系を徹底比較!

人気のコンサル業界の中でも特に注目されているのが、アクセンチュアとベイカレント・コンサルティングです。コンサルティングファームではあらゆる業界に通じる確かなスキルセットが身につくだけでなく、20代にして年収1,000万円の大台を可能にする夢を実現することができます。


ONE CAREER PLUSは独自調査をもとに、両社の年収や評価体系、中途採用のキャリアパスなどを明らかにします。


目次






事業内容:グローバル企業のアクセンチュア、日系コンサルのベイカレント

急成長しているコンサルティングファームとして注目されるアクセンチュアとベイカレント・コンサルティングですが、両社の事業内容にはどのような共通点と相違点があるのでしょうか?




アクセンチュア:世界120か国以上でサービスを展開

アクセンチュアは、世界的に展開する総合コンサルティング会社であり、戦略、デジタル、テクノロジー、オペレーションズの各分野において幅広いサービスを提供しています。1962年に創業し、現在グローバルで見ると74万人を超える(2023年12月時点)従業員を擁し、120ヶ国以上でサービスを展開しています。


同社の日本法人は、1995年12月に設立され、従業員数は約2.5万人(2024年6月1日時点)です。日本法人のオフィス所在地は東京、大阪、北海道、福島、熊本、福岡、前橋、仙台、名古屋と、全国に位置しています。


同社の組織は大きく分けて、「戦略・コンサルティング」、「ソング(旧インタラクティブ)」、「テクノロジー」、「オペレーション」の4つで構成されています。


戦略・コンサルティング部門には、「ストラテジー」と呼ばれる戦略チームと「MC(マネジメントコンサルティング)」と呼ばれる組織課題を解決するチーム、AIグループが属しています。次に、ソング(旧インタラクティブ)と呼ばれる、デザインやデジタルマーケティング領域の課題解決を行う組織があります。テクノロジー部門は、最新のIT技術を駆使し、クライアントの業務プロセスを最適化するためのソリューションを提供するチームです。オペレーション部門は、ビジネスプロセスの効率化と業務運営の最適化を支援するチームです。





ベイカレント・コンサルティング:DX支援に強みを持つ日系総合コンサルティングファーム

ベイカレント・コンサルティングは、1998年に設立された日系の総合コンサルティングファームです。主な業務領域は経営戦略、業務改革、人材戦略など多岐にわたりますが、その中でもとくにDX支援を軸とした案件に強みを持っています。


同社の近年の成長は著しく、2023年における売上収益は前期比32%増の761億円と、5期前の3.7倍に拡大しています。また、このような事業規模の急激な拡大に合わせ、コンサルタントの採用ペースも加速させています。


【参考資料】

ベイカレント_会社概要

ベイカレント_財務・業績




両社を比較:世界展開するアクセンチュア、日本を拠点に活動するベイカレント

総合コンサルファームとして成長著しい点で共通している両社ですが、アクセンチュアは幅広くグローバル展開しているのに対し、ベイカレント・コンサルティングが国内を基盤にしている点が異なります。そうした戦略の違いが、キャリア入社の際に求められる人材像や若手人材の活躍のかたちにも影響を与えています。






年収:給与の割合高めのアクセンチュアに比べ、賞与の割合高めのベイカレント

年収は等級制度によって大きく異なります。ここでは、両社の等級制度を解き明かし、グレードごとに年収がどのようにアップしていくかを解説します。




アクセンチュア:実力次第で20代のうちに1000万円超えも


新卒や第二新卒での入社の場合、アナリストからスタートし、目安年収は550万円程度です。

以降、シニアアナリストは600万円程度、コンサルタントは840万円程度、アソシエイトマネージャーは930万円程度の年収が見込めます。

最短で昇格をしていけば、新卒・キャリア入社問わず20代のうちにマネージャーとなり、年収1,000万円に到達することも可能です。


キャリア入社の場合、最初の昇格のみ同世代の新卒社員と比べて1年遅くなることもあるそうですが、以降はキャリア・新卒関係なく実力次第で上がっていきます。

マネージャー以降への昇格はポストが限られることもあり、昇格のハードルは高くなります。


年収はベース給与・賞与・残業代(スタッフクラスのみ)で構成され、中でもベース給与の割合が高くなります。

他の総合・ITコンサルティングファームと比べて特徴的なのは、スタッフクラス(アナリスト〜アソシエイトマネージャー)においては残業代が実働に応じて支給されることです。

残業時間はアサインされるプロジェクトの状況によって変わるため、残業時間の過多が総年収にも大きく影響します。


マネージャー以降は管理職に該当し、残業代がなくなる一方、スタッフクラスと比較すると賞与の支給金額が高くなります。

スタッフクラスにおける賞与金額の目安は、ベース給与の5-7%程度なのに対し、マネージャー以降においてはベース給与の10-15%程度の賞与金額支給が期待できます。


シニアマネージャー以降のキャリアパスは複線化しており、アソシエイトディレクター、マネージングディレクターのいずれかになるケースが多いです。

人数は多くありませんが、プリンシパルディレクターという役職に昇格するケースも一部あるそうです。


なお、テクノロジー部門ではなくストラテジー部門(戦略、MC、AI)の場合は、シニアコアナリスト・アソシエイトマネージャーといった間の等級が存在しません。


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ワンキャリアプラス編集部

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