「京セラって、ファインセラミックスの会社だと聞いたことがあるけれど、結局何を作っている会社なんだろう」と感じたことはありませんか。
結論からお伝えすると、京セラはファインセラミックス技術を核に、電子部品からドキュメントソリューション(複合機等)、産業機械まで幅広く手がける多角化した企業グループです。
「セラミックの会社」というイメージを持たれがちですが、実際にはスマートフォンや自動車、医療機器の内部で使われる電子部品から、オフィスで見かける複合機まで、事業領域は多岐にわたります。
本記事では、京セラの会社概要や事業内容や企業規模の実態に加え、電子部品業界で並び語られることが多い3社との違いまで解説します。
- 1. 京セラは「ファインセラミックス技術を核とする多角化企業グループ」
- 2. 京セラの事業内容と主な製品
- 2-1. コアコンポーネント:ファインセラミックス技術の源流
- 2-2. 電子部品:スマートフォン・自動車向け電子部品
- 2-3. ソリューション:機械工具・ドキュメントソリューション・コミュニケーション
- 3. 1959年創業、ファインセラミックスから始まった京セラの沿革
- 3-1. 稲盛和夫氏による創業
- 3-2. 上場と成長の軌跡
- 4. 京セラの企業規模とグローバル展開の実態
- 5. 類似企業(村田製作所・TDK・ローム)と京セラの違い
- 6. 京セラへの転職・就職を考える人へ
- よくある質問
- Q. 京セラは何を作っている会社ですか?
- Q. 京セラとファインセラミックスの関係は?
- Q. 京セラはどんな人が向いている会社ですか?
- まとめ:京セラを知ることは「ファインセラミックス技術の多角化」を知ること
- ワンキャリア転職のご紹介
1. 京セラは「ファインセラミックス技術を核とする多角化企業グループ」
公式サイトに掲載されている京セラの会社概要は以下の通りです。
(出典: 会社概要 | 京セラグループについて | 京セラ)
京セラの連結売上高は、コアコンポーネント・電子部品・ソリューションという3つの事業セグメントに分かれています。
コアコンポーネントは31.6%(産業・車載用部品12.1%、半導体関連部品18.3%、その他1.2%)、電子部品は17.5%、ソリューションは51.7%(機械工具13.8%、ドキュメントソリューション23.1%、コミュニケーション10.6%、その他4.2%)という構成比です。
売上構成比だけを見ると、複合機等を含む「ソリューション」が半分を超えており、セラミック部品専業のイメージとは異なる事業構造になっていることが読み取れます。
(参考: 会社概要 | 京セラグループについて | 京セラ)
2. 京セラの事業内容と主な製品
【この先の見どころ】
- 「セラミックの会社」というイメージが強い京セラですが、実際の事業構成を見ると、売上の半分以上を占めるのは「〇〇」と呼ばれる事業領域です。
- 京セラには財務ベースの「3つの事業セグメント」とは別に、社会課題に対応した「〇〇」という用途軸の分類も存在します。この2つの軸を知ると、京セラという会社の全体像がぐっと見えやすくなります。
さらに・・・



