「農林中央金庫に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、2024年に実施した社員や過去在籍者への独自インタビューやONE CAREER PLUSに寄せられた5万件以上の企業各社のクチコミをもとに、農林中央金庫の給与体系や評価制度を解説します。
農林中央金庫ってどんな会社?
農林中央金庫(英語名称:The Norinchukin Bank、金融機関コード:3000)は系統信用事業における資産運用・指導を主な業務内容とする、農林中央金庫法を根拠法とする民間金融機関です。
大正12年に産業組合中央公庫として設立され、昭和18年に現在の農林中央金庫に名を改めました。千代田区有楽町に本社を構えており、国内に19、海外に3つの支店を有しています。
農林中央金庫の総資産額は連結で101兆円に上りますが、これはヘッジファンドとしては日本最大、世界でも2番目の規模です。
規模に加えて、信頼性でも高い評価を得ており、世界最大の金融商品の格付け機関であるスタンダード&プアーズ社は、農林中央金庫について、長期債務は上から3番目のA、短期債務は最高評価のA-1という評価をしています。
農林中央金庫の等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
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