中途面接で合否を分ける質問とは。どのような対策をしておくべきか。
この「受ける前に知っておくべき面接質問シリーズ」では、クチコミデータと選考通過者へのインタビューに基づくONE CAREER PLUSの独自調査から、有名企業で聞かれる質問を3つピックアップして解説。
今回は、バックオフィス業務の効率化において、多くの個人事業主や中小企業に支持されるfreee(プロダクトマーケティングマネージャー職)を取り上げます。
候補者のこれまでの経験とfreeeの価値観の共通点を深掘りされる点と、ケース面接に近い質問から思考力を見られる点が特徴の同社の面接。一方で、志望動機はあまり聞かれないようです。それでは、見ていきましょう。
freeeの価値観と採用人物像
freeeは、「クラウド会計ソフトfreee」をはじめ、近年は人事労務・販売管理・プロジェクト管理・経理・財務・法務領域まで、スモールビジネスを包括的にサポートするデジタルサービスを展開しています。
社のミッションは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」。これを実現するために、ユーザーにとって本質的(マジ)な価値があることを追求する「マジ価値」というカルチャーが社内全体に浸透しています。
このように同社では、マジ価値を追求するため、年次の壁を越えて、本質的な議論が日々行われています。上司の意見が間違っていると感じれば、部下が鋭い意見を投げることも日常茶飯事だそう。これらを踏まえ、採用像を以下のように定義します。
freeeの中途面接の質問1:スモールビジネスに興味を持ったきっかけを教えてください
freeeのターゲットは個人事業主やSMBであるため、彼らと対峙した経験は、入社後の業務に関わるうえでの貴重な原体験となります。その経験からどのような問題意識を抱いたのか。もしくは共感し、今後どのように貢献していきたいのかなどを、同社の価値観と照らし合わせ、明確に話せるようにしておきましょう。
freeeの中途面接の質問2:当時もっとやれた打ち手や、現在の業務において、さらに打ち手を検討するなら、どのようなものがありますか?
さらに・・・