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「利益率二桁」を初めて達成したNECへの転職──AI・防衛が牽引する急成長の実態

2026年4月28日に発表されたNECの2025年度(2026年3月期)通期決算。Non-GAAP営業利益率が11.1%と初めて二桁を達成し、AI事業・防衛事業という2つのエンジンが急速に成長しています。


「重厚長大な日本型大企業」というかつてのイメージとは異なる数字が並んでいます。この記事では、最新の決算データをもとに、転職先としてのNECの「今」を解説します。




「二桁利益率」達成の意味──5年間の構造改革がついに数字に表れた


2025年度(2026年3月期)通期の主要な業績は以下のとおりです。


  1. 売上収益:3兆5,827億円(前年度比+4.7%)
  2. Non-GAAP営業利益:3,972億円(前年度比+859億円)、利益率11.1%
  3. 調整後営業利益:3,868億円(前年度比+997億円)、利益率10.8%
  4. フリー・キャッシュ・フロー(FCF):4,721億円(前年度比+2,589億円)


注目は利益率の変化です。Non-GAAP営業利益率は前年度の9.1%から11.1%へと、わずか1年で2.0ポイント改善し、初めて二桁に到達しました。


財務健全性を示すネットD/Eレシオも前年度の0.04から-0.08へとマイナス圏に転換しています。有利子負債よりも現金が多い状態であり、経営の安定感が増しています。


この背景には、CFO主導で進めた低収益事業の整理があります。2020年度末に16事業あった低収益モニタリング対象事業は、2025年度末には残り6事業まで絞り込まれ、事業ポートフォリオの入れ替えはほぼ完成形に達しました。利益率が上がるということは、事業の質が上がるということ。転職後に所属する組織が、収益性の高い事業に集中していく環境が整いつつあります。


(参考)2025年度(26年3月期)通期決算概要2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(NEC公式)



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