「外資コンサルに転職したいけれど、AIで業界が激変すると聞いて、今さら目指す価値があるのか不安……」。そう感じている方は少なくありません。
結論からお伝えすると、コンサル転職の価値は依然として高く、むしろ「AIをどう使いこなすか」が問われる今こそ、転職のタイミングとして注目されています。
本記事では、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティンググループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーの外資コンサルBIG3(MBB)が進める「組織フラット化」の実態と、AI時代にコンサルで選ばれる人材像を、ワンキャリア転職に集まるリアルなクチコミとともに解説します。
1.外資コンサルBIG3が動き出した「大フラット化」とは何か
2026年に入り、外資系コンサルティングファームの組織変革が加速しています。
マッキンゼー・アンド・カンパニーのシニアパートナー、アレクシス・クリフコビッチ氏は、AIが企業に「より広い範囲を統括できる能力」をもたらすと語っています。過去10年で多くの企業はCEOと現場の間に複数の管理層を積み重ねてきました。これがコストの増加と意思決定の遅延を招いており、AIの導入によってその構造が根本から変わりつつあるというのです。
この動きは「TheGreatFlattening(大フラット化)」と呼ばれています。中間管理職が担ってきた「情報を整理して上に伝える」「部下をマネジメントする」といった業務の一部を、AIが代替するシナリオです。
コンサルティング業界でも同様の変化が起きています。IBMはすでに16万人規模のコンサルタント体制にAIワーカーを組み込む計画を進めており、マッキンゼー・BCG・ベイン(いわゆるMBB)も、バックオフィス業務(人事・財務・法務)の自動化や、ライフサイエンス分野でのAIエージェント活用を急速に進めています。
(出典)
外資コンサルBIG3、マッキンゼーの新たなAIリーダーシップ指針が判明…「組織をフラット化し、スピードを上げよ」|BusinessInsiderJapan
IBM、IBMConsultingAdvantageの機能を拡張し、企業がAIのROIを最大化できるよう支援
2.AIで何が変わり、何が変わらないか──コンサルのキャリアパスを整理する
外資コンサルのキャリアパスは一般的に、アナリスト→コンサルタント→マネージャー→パートナーという構造です。「大フラット化」の影響を最も受けるのは、この中間に位置するマネージャー層です。
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