「コンサル転職を考えているが、自分の英語力で通用するか不安」と感じている方は少なくありません。外資系コンサルのイメージから「コンサルは英語ができないと不採用になるのでは?」と思い込んでいるケースも多いでしょう。実際には、ファームの種類やポジション、担当プロジェクトによって求められる英語力は大きく異なります。
この記事では、大手ファームの公式募集要項やワンキャリア転職に寄せられた実際のクチコミデータをもとに、英語力の必要性と選考対策を具体的に解説します。
- 1.【結論】英語ができなくてもコンサルに転職できる
- 1-1.英語力が必須ではないパターン
- 1-2.英語力が必須のパターン
- 1-3. 【表で比較】ファーム・役職別の英語必要度目安
- 2.コンサル業界別に見る、求められる英語力の違い
- 2-1.外資系コンサルティングファーム
- 2-2.日系コンサルティングファーム
- 3.コンサルが英語を必要とするシーン
- 3-1.リサーチ・資料作成
- 3-2.面接・ワークショップ
- 3-3.チーム内コミュニケーション
- 4.コンサル転職の選考で必要な英語力と対策
- 4-1.書類選考
- 4-2.面接
- 5.コンサル転職でTOEICはどこまで求められる?
- 6.コンサル入社後に英語の研修制度があるケース
- 7.実際に英語はどれぐらい使う?コンサルタントの声
- 8. コンサル転職を目指すなら
- ワンキャリア転職のご紹介
1.【結論】英語ができなくてもコンサルに転職できる
結論から言うと、コンサル転職において英語力は必ずしも必須ではありません。 「英語ができないから」という理由だけで、全てのファームへの道が閉ざされることはないので安心してください。
1-1.英語力が必須ではないパターン
例えば、KPMGコンサルティングの採用FAQでは、一般的なコンサルタントポジションについて英語力を入社要件として明示していません。デロイト トーマツ コンサルティングの採用情報でも、「業界特性上、外資系クライアントやグローバルプロジェクトなど英語力を活かせる機会が多い」とあくまで「機会がある」という表現にとどまっています。
ただ、注意しておきたいのは「英語が必須ではない=英語力が不要」ではないことです。グローバル案件やリーダー職といった一部ポジションを目指すなら、早い段階から英語力を高めておくことが有利に働きますし、英語力が自身のアサインの幅を広げることにつながります。
英語は必須ではないが、しゃべれないことによる機会損失が想定よりも大きいと感じるため、入社前に勉強した方が良かった(Strategy&/中途入社/戦略コンサルタント)
(参考)KPMG「FAQ」、合同会社デロイト トーマツ「コンサルティング 採用情報」
1-2.英語力が必須のパターン
ファームや募集ポジションによっては、英語力は明確な必須条件です。例えばKPMGの「リーダークラス」の応募資格には「グローバルコミュニケーションの経験(ビジネス英語力必須)」と明記されています。PwCの「SAPコンサルタント」の募集要項でも、登録資格の要件として「ビジネス英語力必須」が列挙されています。
上位職への昇格を視野に入れるなら、英語力はキャリアの途中で必ず問われるスキルと考えてよいでしょう。
(参考)KPMG「求人情報:Enterprise Solutions - Oracle リーダークラス」、PwC「募集要項 Job Description:SAPコンサルタント【ETC-ES】/大阪」
1-3. 【表で比較】ファーム・役職別の英語必要度目安
英語力については、プロジェクトによっては必要な場合もあります。しかし、基本的には入口時点では必須ではないケースが多いようです。
ただし、外資系ファームの場合は英語力があった方が有利には間違いありません。日系ファームでも英語が使えることでアサインされるプロジェクトの幅が広がる可能性があります。
(参考)ワンキャリア「未経験からコンサル転職まとめ|必要なスキル・資格、適した年齢、前職の経験は?」
2.コンサル業界別に見る、求められる英語力の違い
外資系と日系では、英語への向き合い方が異なります。それぞれの特徴を整理しておきましょう。
2-1.外資系コンサルティングファーム
外資系では、担当プロジェクトが国内企業向けであっても、本社との情報共有やグローバルチームとの連携で英語を使う場面が日常的に発生します。英語力は「あれば有利」ではなく「持っていて当たり前」の前提として扱われるケースが多いです。
一方で、「外資系=全業務が英語」ではありません。担当するプロジェクトの性質によって使用頻度は変わります。英語力があることで、より幅広いプロジェクトにアサインされる可能性が高まります。
2-2.日系コンサルティングファーム
日系ファームは主な顧客が国内企業のため、日常業務での英語使用頻度は低い傾向にあります。英語力がなくても選考を突破できる場合があり、入社のハードルは外資系よりも低いといえます。
ただし、日系ファームでも英語力があることでグローバル案件にアサインされる可能性が広がります。将来的にキャリアの選択肢を広げたいなら、英語学習は早めに始めておいた方がいいでしょう。
3.コンサルが英語を必要とするシーン
英語力が必要な場面は、業務フェーズごとに異なります。どのタイミングで求められるかを把握しておくと、準備がしやすくなります。
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