家電・自動車・医療機器など、あらゆる製品に欠かせない組み込みエンジニア。IoTや自動化技術の広がりとともに需要が高まる一方で、「年収はほかのエンジニアと比べてどのくらい?」「転職で年収は上がるのか?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、厚生労働省の公的データをもとに平均年収と年代別の実態を解説し、ワンキャリア転職に集まった転職体験談33件から見えた「転職前後の年収変化」もご紹介します。
- 1. 組み込みエンジニアの平均年収は約558万円
- 1-1. 公的データで見る年収相場
- 1-2. 年代別の平均年収
- 1-3. 他エンジニア職種との年収比較
- 2. 業界・企業規模別の年収傾向
- 2-1. 自動車・EV業界
- 2-2. 医療機器業界
- 2-3. 家電・IoT業界
- 3. スキルレベルと年収の関係
- 3-1. ITSSレベル別の年収幅
- 3-2. 年収アップに直結するスキル
- 4. 転職体験談で見る年収変化
- 4-1. 転職前後の年収変化:実態データ
- 4-2. 年収アップしやすい転職先の選び方
- 5. 組み込みエンジニアが年収を上げる方法
- 5-1. スキルの専門性を高め・業務範囲を広げる
- 5-2. 上流工程・マネジメントへのシフト
- 5-3. 資格取得で市場価値を証明する
- 5-4. 高年収領域への転職
- よくある質問
- Q.組み込みエンジニアの平均年収はいくらですか?
- Q.組み込みエンジニアは転職で年収アップできますか?
- Q.組み込みエンジニアとWebエンジニアでは年収はどちらが高いですか?
- まとめ
- ワンキャリア転職のご紹介
1. 組み込みエンジニアの平均年収は約558万円
1-1. 公的データで見る年収相場
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、システムエンジニア(組込み・IoT)の平均年収は557.6万円です。国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」の国内全体の平均年収460万円(2023年)と比べると約100万円高く、専門技術職として安定した水準が保たれています。
平均558万円はエンジニア職種の中では標準的な位置づけです。年収の天井を上げるためには、業界選びとキャリアの方向性が重要になります。
出典:システムエンジニア(組込み、IoT)|jobtag 厚生労働省
1-2. 年代別の平均年収
組み込みエンジニアの年収は年齢・経験とともに着実に上昇し、50代前半にピークを迎えます。
スキルレベルが年収に直結しやすい職種であるため、継続的なスキルアップが年収向上に効きます。
出典:システムエンジニア(組込み、IoT)|jobtag 厚生労働省
1-3. 他エンジニア職種との年収比較
上流工程を担うPMや基盤SEとは100〜130万円の差があります。上流工程へのキャリアシフトが、年収アップの有力ルートのひとつです。
出典:システムエンジニア(組込み、IoT)|jobtag 厚生労働省
出典:プロジェクトマネージャa(IT)|jobtag 厚生労働省
2. 業界・企業規模別の年収傾向
組み込みエンジニアの年収は担当業界によって変わります。需要が高い領域ほど専門性プレミアムが生まれやすい傾向があります。
2-1. 自動車・EV業界
さらに・・・



