「兼松に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では兼松の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年5月
1:兼松の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:兼松株式会社
- 設立日:1889年8月15日
- 代表者:代表取締役社長 宮部 佳也
- 所在地:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
- 資本金:277億81百万円
- 従業員数:単体812名、連結8,353名
1-2:事業内容
兼松株式会社は、1889年創業の総合商社で、ICTソリューション、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空の5つの主要セグメントで事業を展開しています。
ICT分野では、兼松エレクトロニクスを中心にITインフラ構築やセキュリティサービスを提供。電子・デバイス部門では、モバイルやAI関連機器の取り扱いを行っています。
また、食品や畜産、穀物などの食料分野から、鉄鋼・化学品、航空宇宙まで幅広い分野でグローバルにビジネスを展開し、「食卓から宇宙まで」をカバーする多様な製品とサービスを提供しています。
(出典)事業紹介|兼松株式会社
1-3:業績
兼松株式会社の2024年3月期連結決算は、収益が前期比8.2%増の9,859億9,300万円を記録し、増益となりました。特に電子・デバイスやモバイル事業の好調が業績を牽引しました。
一方、鉄鋼・素材・プラント部門では、米国鋼管事業の反動減や減損損失の影響で純利益が61%減の26億4,100万円となりました。全体としては、主力事業の成長が全社業績を押し上げる結果となりました。
2:兼松に関するよくある質問
2-1:海外キャリアの可能性はどれぐらいある?
兼松にプロフェッショナル職(総合職)で新卒入社した場合、基本的には全員に海外勤務のチャンスがあります。海外勤務のチャンスは大きく2種類あり、ひとつは若手の海外研修です。入社7-8年目ごろまでに全体の4割程度の人が3ヶ月〜半年程度の海外実習に行くようです。
もう一つは、所属部門の業務上必要な海外駐在となります。20代後半以降の中堅社員が、3-5年に1回の頻度で駐在を命じられるパターンです。キャリア入社の場合も、部門や業務の必要に応じて海外駐在のチャンスが回ってくる可能性があるようです。
2-2:入社して実際にどうだった?
兼松への入社後のギャップを防ぐために、実際に入社した人の声を見てみましょう。

商社
兼松
3:兼松にキャリア入社するには?
3-1:兼松への転職傾向
さらに・・・



