こんにちは、トイアンナです。
外野から「コンサルタント」という職種でイメージする言葉は、常に美しいものです。
知的で、冷静沈着。顧客となった企業の経営層にすら出せない問いに答えを出し、意思決定を導く灯台である……といったところでしょうか。
少なくとも、私が未経験のコンサル志望者から聞くメッセージは、こういった内容です。
コンサルティングファームが成長したのは「業務範囲の拡大」のおかげ
一方、コンサルティングファーム経験者からは、全く異なる証言が出てきます。なかでも、リーマン・ショック期と、それ以降のコンサルタントでは、担う業務の範囲が大きく変わった……という声をよく聞きます。
リーマン・ショックの頃、アクセンチュアを除けばコンサルは「戦略を突き詰めたプロフェッショナル」と矜持を抱いている方も多かった。むしろ、ITの実行部隊まで抱えている(アクセン)チュアはコンサルではない、と言われてたよね。
でも、今は「実装して、保守、改善まで繰り返す」ことまでコンサルの業務として認識されているし、いわゆる経営戦略と無関係な分野に手を出すのも当然のことで……。だからこそコンサルティングファームの売上が右肩上がりになったファクトがあったわけで、さもなきゃ私がMup(管理職)になれたはずもないから、現状を歓迎するしかないよね。(元BIG4コンサル在籍者)
「さすがコンサルタント経験者」と筆者が思うのは、本人にとってこの事実が望ましくなくとも、現状認識に対する冷静さを維持しているからでしょうか。
コンサルティングファームの担当業務を「外注せざるを得ない」JTCの実情
そもそも論として、拡大を続けるコンサルティングファームの業務内容を「本来社内で担うべき人」は誰だったのでしょうか。コンサルティングファームを志望したことのある方なら、1度は考えたことがあるはずです。「経営戦略とか、なんで自社で考えないんだろう?」と。
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