「日本オラクルに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では日本オラクルの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年5月
1:日本オラクルの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:日本オラクル株式会社
- 設立日:1985(昭和60)年10月15日
- 代表者:内海 寛子
- 所在地:東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
- 資本金:25,033百万円
- 従業員数:2,257名(2024年5月31日時点)
(出典)会社概要 | Oracle 日本
1-2:事業内容
日本オラクルは、米国に本社を置くOracle Corporationの日本法人で、1985年に設立されました。世界最大級のデータベースソフトウェア企業として知られ、クラウドソリューションやエンタープライズソフトウェアを提供しています。日本オラクルは、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するため、データベース、ミドルウェア、アプリケーション、クラウドサービスなど幅広い製品群を展開しています。
同社は、近年クラウドサービスの強化に注力しており、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を通じて、顧客のビジネス効率の向上を図っています。売上高は数千億円規模に達しており、日本国内のIT業界においても高いシェアを誇ります。特に金融・製造・通信などの業界で強みを持ち、データ管理や分析において多くの企業に採用されています。
成長性の面では、クラウド市場の拡大に伴いさらなるビジネスチャンスが見込まれています。日本オラクルは技術革新と顧客ニーズに応える柔軟なサービス提供を通じて、持続的な成長を続けています。
1-3:業績
日本オラクルの2024年5月期(2023年6月1日~2024年5月31日)の通期業績は、売上高2,445億円(前年同期比7.8%増)、営業利益798億円(同7.3%増)、経常利益803億円(同7.5%増)、当期純利益556億円(同6.9%増)と、主要な指標すべてで過去最高を更新しました。
この好調な業績の背景には、クラウドサービスやAI、機械学習などの先端技術への企業のIT投資が堅調に推移したことが挙げられます。特に、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の利用が拡大し、東京・大阪のデータセンターの稼働率も順調に増加しました。
(出典)2024年度 決算短信
2:日本オラクルに関するよくある質問
2-1:英語力はどれぐらい必要?
日本オラクルでは、メンバーレイヤーにおいては英語力はさほど重要とされておらず、社内の資料など、英語の資料が読めれば問題ないとされています。
一方で、マネージャー以上のレイヤーで働く上ではグローバルとのコミュニケーション頻度も増えるため英語でのコミュニケーションスキルが求められるようになります。
2-2:入社して実際にどうだった?
日本オラクルへ入社後のギャップ・ミスマッチを防ぐために、実際にキャリア入社した人の声を見てみましょう。
昇給だけする事はほぼなく、昇格しない限り給与は上がらないのでハードルはかなり高い。実際に長期間給与が変わらない同僚も多く存在していた。また評価基準に関しても定量的な基準はほぼなく基本的には管理職による定性評価になるため、どれだけ社内で目立っているか、管理職によい印象を持たれるかが昇給・昇格の鍵になる。(中途/システムコンサルタント)
外資系のためダイバーシティへの意識も強く、性別やアイデンティティで差別を受けることはないと思います。私の部署では、男性も積極的に育休を取れる雰囲気です。(中途/法務・コンプライアンス)
3:日本オラクルにキャリア入社するには?
さらに・・・



