「国際協力銀行に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では国際協力銀行の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年5月
1:国際協力銀行の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社 国際協力銀行
- 設立日:1999(平成11)年10月1日
- 代表者:代表取締役総裁 林信光
- 所在地:東京都千代田区大手町1-4-1
- 資本金:2兆2,118億円 (日本政府が全株式保有)
- 従業員数:720人
1-2:事業内容
国際協力銀行(JBIC)は、日本政府が全株式を保有する政策金融機関です。日本および国際経済社会の健全な発展に貢献することを目的として設立されました。
主な業務は、日本にとって重要な資源の開発・取得の促進、日本の産業の国際競争力維持・向上、地球温暖化防止等の地球環境保全を目的とする海外事業の促進、国際金融秩序の混乱防止またはその被害への対処などです。
民間金融機関による金融を補完しつつ、出融資や保証などの金融ツールを用いて、日本企業の海外における事業展開を支援しています。
1-3:業績
2024年3月31日時点の、国際協力銀行の出融資残高は16兆8,287億円、保証残高は1兆5,264億円となっています。
2:国際協力銀行に関するよくある質問
2-1:英語力はどれぐらい必要?
国際協力銀行はその名の通り、仕事で英語と関わる機会が多いため、高い英語力が求められます。社員に求められる英語試験の点数(TOEFLなど)が定められており、毎年そのスコアを達成するまでテストを受ける必要があるようです。(ただし、TOEIC970以上であれば免除)
ただし、入社時に高い水準が求められるわけではなく、研修制度も整っているため、入社後業務の中で身につけていくことができれば問題ないようです。特に営業部では、契約書や会議のシーンで英語を使うことがあります。
また、総合職であれば海外赴任の可能性もあります。
2-2:異動が多いって本当?
国際協力銀行では、部署別採用ではなく2-3年のスパンでの異動を前提とした総合職の採用を行っています。そのため、キャリア入社者であっても総合職で入社すれば2-3年で異動があります。
ただし、傾向として初期配属部署は、前職の経験が活かせる部署に配属されるといった配慮があるようです。
2-3:実際に入社してどうだった?民間からの転職でギャップを感じる場面も。
国際協力銀行に入社後のミスマッチを防ぐために、実際に入社した人の声をみてみましょう。
3:国際協力銀行にキャリア入社するには?
さらに・・・




