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伊藤忠商事に転職するには?どんな会社?会社概要から中途選考情報まで徹底解説

「伊藤忠商事に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では伊藤忠商事の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。

社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。


なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。


※調査時期:2024年8月




1:伊藤忠商事の企業情報・事業内容


1-1:会社概要


  • 会社名:伊藤忠商事株式会社
  • 設立日:1949年12月1日
  • 代表者:代表取締役会長CEO 岡藤 正広
  • 所在地:東京都港区北青山2丁目5番1号
  • 資本金:253,448百万円
  • 従業員数:4,190名



1-2:事業内容


伊藤忠商事株式会社は、1858年に創業された日本の大手総合商社です。創業者の伊藤忠兵衛が麻布の販売を始めたのがその始まりで、以来160年以上にわたり成長を続けてきました。従業員数は約4,200名となり、国内7拠点と海外86拠点を通じてグローバルな事業を展開しています。


伊藤忠商事は繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、第8の8つの営業組織(カンパニー)を持ち、それぞれが専門分野での事業を展開しています。


特に近年では、デジタル化や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しており、新たな成長分野として注目されています。

(出典)会社概要|伊藤忠商事株式会社




1-3:業績


2023年度の経営成績は、当該年度の売上総利益2兆2,324億円(前年度比4.8%増)、基礎収益は7,890億円(前年度比0.19%増)と好調です。


伊藤忠商事は、持続的な成長を目指し、社会的責任を果たす企業としての姿勢を堅持しています。強固な財務基盤とグローバルなネットワークを活かし、今後も多様なビジネスチャンスを捉え、さらなる発展を目指しています。

(出典)財務データ推移|伊藤忠商事株式会社






2:伊藤忠商事に関するよくある質問


2-1:昇進のタイミングは?


新卒入社者はGRADE1からスタートし、GRADE3までは基本的に年次で昇格します。ただし、GRADE1-4からGRADE2に昇格するためには以下3つの条件を満たす必要があります。


  • テスト合格(5種類程度)
  • TOEIC 730点以上
  • スピーキングテスト合格


昇格機会は評価問わず全員に一律で発生し、97%程度の社員が条件を満たして昇格しますが、スピーキングテストに合格できずに昇格できない社員も僅かに存在します。


BAND4(課長代行)以降への昇格は評価次第となりますが、職務調査により RANKの上下が決定されます。職務調査は年に一度実施され、当該ポジションを担うに相応しいかどうかが見られます。




2-2:年収の構成は?


年収はベース給与+変動給(賞与)で構成されますが、株式が変動給に上乗せされて支給されています。



ベース給与

GRADE2までは残業代がベース給与に含まれます。



変動給(賞与)

個人業績賞与6割、全社業績賞与4割の比率で支給額が決定します。


全社業績賞与は連結純利益額により基準額に対する連動変数が定められますが、6,000億円を1とした場合、8,000億円を超えると1.25、1兆円を超えると1.5と上昇し、4000億円は0.67、2000億円は0.33と下落します。



株式報酬

原則変動給に上乗せする形で数十万円程度が毎年支給されており、連結純利益額によって基準額に対する掛け値が以下の通り決定します。


  • 6,000億円以上:1倍
  • 7,000億円以上:2倍
  • 8,000億円以上:3倍
  • 9,000億円以上:4倍
  • 1兆円以上:5倍


なお、支給額には個人業績は反映されず、等級ごとに一律です。




2-3:海外駐在時の年収はどうなる?


伊藤忠商事の海外駐在の派遣年数は入社8年目までに原則全員経験することを軸に、おおよそ2年、5年、7年のいずれかのケースが多く、最短入社2年目で駐在することもあります。


  • 2年の場合:実務研修での駐在
  • 5年の場合:一般的な駐在
  • 7年の場合:実務研修後に駐在に切り替え


また、言語によっては語学研修も存在し、海外大学などへ半年から最大1年間派遣される場合もあります。海外駐在2年の場合には、語学研修ののちに実務研修となるケースがあります。


海外駐在時の給与は本給、駐在手当、フリンジベネフィットの3つで構成されていますが、国内勤務時と比較して手取り給与額は1.5〜2倍となることがあります。


  • 本給:基本給+変動給(賞与)に基づいて計算
  • 駐在手当:主に海外勤務手当、生活環境手当、住宅手当、家具手当、交通手当・物価調整手当で構成
  • フリンジベネフィット:子女教育費補助、語学費補助、医療費補助


また、現地での交通費以外については、日本円/現地通貨の双方で受け取ることができ、割合を任意に決めることが可能です。






3:伊藤忠商事にキャリア入社するには?

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ワンキャリア転職編集部

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