「大塚商会 に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では大塚商会の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年8月
1:大塚商会の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社大塚商会
- 設立日:1961年7月17日
- 代表者:大塚 裕司
- 所在地:東京都千代田区飯田橋2-18-4
- 資本金:103億7,485万円
- 従業員数:7,480名(2021年12月末)
1-2:事業内容
大塚商会は、企業の情報システムの構築・運用・保守を一貫してサポートする日本の大手ITソリューションプロバイダーです。2023年度の売上高は約1兆円を超え、業界内での地位を確固たるものにしています。
本社は東京都千代田区にあり、1961年の創業以来、システムインテグレーションやサービス&サポートを中心に展開しています。直近の従業員数は7,713名で、子会社を含む体制で広範囲なサービスを提供しています。また、地域密着型の営業拠点を全国に展開しており、顧客サポートに重点を置いたビジネスモデルを採用しています。
大塚商会の主な事業には、企業向けITインフラの構築・運用支援、ハードウェア・ソフトウェアの販売、保守・教育サービスなどが含まれ、企業のITニーズに幅広く対応しています。
近年ではクラウドサービスやIoT、AI技術の導入を積極的に推進し、顧客の多様なニーズに応えることで業界内での競争力を維持し、顧客満足度の向上を図っています。
(出典)大塚商会 会社概要
1-3:業績
2024年12月期の売上高は1兆1,076億68百万円(前年同期比13.3%増)を記録しました。
また、営業利益743億60百万円(前年同期比18.1%増)、経常利益759億31百万円(前年同期比17.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益534億81百万円(前年同期比12.7%増)と増収増益となり、売上高及び各利益は過去最高となっています。
2:大塚商会に関するよくある質問
2-1:大塚商会の残業代は?
残業代は実働に応じて支給されますが、残業が多すぎる場合は評価に悪影響を及ぼすため長時間残業をする人は多くありません。また、新卒1年目および営業成績が下位25%の社員については、月の残業が20時間までと制限されています。
2-2:社内キャリアの流動性はある?
大塚商会の営業職は、エリアと商材ごとに部門が分かれています。商材ごとの部門は、コピー機、通信関係、システム、CAD、そして「たのめーる」という5つのカテゴリーに分かれています。各拠点ごとに商材ごとの支店が決まるため、基本的には特定のエリアと商材に特化して業務を行うことになります。
社内での異動はあまり頻繁には行われません。したがって、一度配属されたエリアや商材で長期間働くケースが多いです。これは、専門的な知識やスキルを深めるためには有利ですが、異なる分野での経験を積む機会が限られることを意味します。そのため、特定の分野でキャリアを積み上げることが求められる環境です。
2-3:どこからが管理職?
次の等級である課長等級は「課長代理」「課長」「上級課長」の3つに細分化されており、「課長代理」には部下を持たない非管理職の社員も存在します。
一方、「課長」および「上級課長」は支店長相当の役職で、全員が管理職となり、年収が最低1,200万円以上〜となります。残業代や個人成績によるインセンティブはつきませんが、担当する支店の成績によって賞与額が変動します。
3:大塚商会にキャリア入社するには?
さらに・・・



