伊藤忠エネクスの強み・将来性・社員の魅力

ITインフラに関しては中小企業を中心に今後も伸びていきそう。またクラウドサーカスというアプリケーションもローンチしており幅広く事業を展開できている印象。

強み：自社開発商材が多く、メイン商材ではパイオニアとしての地位が築けている点。カスタマイズ案件に携われたり、大手案件に携われるチャンスもある。 弱み：トップダウン方式の指示しか降りてこず、部署ごとの役割分担ができておらず、属人化している点。指示の落とし込みが現場に浸透しておらず、現場での部署間を超えての連携もまだ取れていない点がある。

電子販売サービスが導入され、IT化が進んでいる。点検の予約なども昔は電話が主流であったが、今はお客様がネットで申し込みができスムーズな対応が実現している。

強み ・安定 ・高給 ・グローバル経験 弱み ・キャリアがある程度運任せであること ・スペシャリストになりづらいこと

総合商社自体の本質的な価値が落ちている中、何をコアコンピタンスにして競合優位を確立するかを明確化する必要がある。

他社比で抜きん出た強みはないものの、故にバランスが取れているとも言える。強みとして挙げるならば、他社では取り組みの少ないメディア系事業。近年の投資で成功案件が少ない点は課題。

今後も事業投資先の配当収益や事業売却益が収益の源泉になってくると思うが、総合商社らしい事業投資先のバリューアップないし事業創出力が競争力の源泉になってくるのではと思う。 業種や国籍の壁を越境し、様々なステークホルダー（企業・政府・市民）を繋ぎ事業を推進していく、お金だけでなく適切なリスクの見極めや関連するステークホルダーを繋ぐ力などが競争優位になると思う。 そのためには商材に紐づく部門や本部、その本部に最適化したキャリア開発機会ではなくBusiness Prodeucerとしてのキャリア開発機会を組織としても従業員に提供し、自社で賄えないスキルやノウハウは外部と共創するオープンイノベーションを事業推進のプロセスにより組み込んだほうが良いと思います。

さまざまなビジネスドメインとモデルがあるため、社内でのコラボレーションも積極的に進めていくことで化学反応が起きることが期待できる。

収益が上がっているので、得たキャッシュで更なる投資を重ねより効率的に稼ぐ投資をしつつ、社内起業等新しい案件も進めていくかと。資源に重きを置いている方針は変わらないかと思います。

売上の大半を携帯電話キャリアからの手数料が占めており、携帯電話キャリアの意向で事業が傾く危険性を常に抱えている。近年では携帯電話手続きのオンライン化が進んでおり携帯電話キャリアショップの代理店運営事業は店舗削減で先細ることが既定路線となっているなか、コロナ禍で店舗が営業できなかったダメージも大きく残っている。 携帯電話キャリアへの依存から脱却することが求められるが、容易では無い。今後数年が正念場になると思われる。