「日本M&Aセンターに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では日本M&Aセンターの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年1月
1:日本M&Aセンターの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社日本M&Aセンター
- 設立日:1991/04/25
- 代表者:代表取締役社長 竹内 直樹
- 所在地:東京都千代田区丸の内一丁目8番2号鉃鋼ビルディング 24階
- 資本金:40億円
- 従業員数:1,043名 内コンサルタント645名(2024年3月末時点)
1-2:事業内容
日本M&Aセンターは、1991年に設立された日本最大級の独立系M&A仲介会社です。中堅・中小企業を対象に、事業承継や成長戦略の一環としてM&Aサービスを提供しています。
専門性の高いコンサルタントが在籍し、業界特化型の知識と経験を活かした提案を行うことが強みです。
(出典)日本M&Aセンターホールディングス|日本M&Aセンターグループ
1-3:業績
企業理念は「企業の存続と発展を支援すること」で、これまでに数多くの成功事例を積み重ねてきました。2024年度の売上高は約440億円を超え、業界トップクラスの地位を確立しています。
全国に拠点を持ち、地域密着型のサービスを展開しており、顧客企業の多様なニーズに応える体制を整えています。持続的な成長を遂げるため、デジタル技術の活用や海外市場への進出も視野に入れ、さらなる発展を目指しています。
(出典)業績・財務|投資家情報|日本M&Aセンターホールディングス
2:日本M&Aセンターに関するよくある質問
2-1:年収の構成は?
年収は、ベース給与とインセンティブで構成されており、予算達成した場合の売上インセンティブが年収に大きく影響します。予算達成ができれば、売上金額の10~15%が総年収となるようにインセンティブ金額が支給されます。
例えば売上金額が1億円であれば、総年収は1,000万円程度であり、固定給が600万円の人が1億円売り上げた場合は400万円のインセンティブ、固定給が400万円の人が1億円売り上げた場合は600万円のインセンティブが付与されます。
一方で、予算達成できなければベース給与のみが年収となり、全体の半分程度の人は予算未達でインセンティブが支給されていないようです。成績が良くインセンティブ支給が高い人の場合は、P1~P2等級で年収が1,800万円、P3等級で2,500万円、P4等級で3,000万円、M1等級以降では4,000万円程度の総年収が見込めます。
一部の高インセンティブ獲得者の年収が、平均値や中央値を引き上げていますが、プレーヤー層の多くは、ベース給与+100万円程度の年収に収まることが多いと言われています。
2-2:昇格のスピードは?
昇格スピードについては、実力主義でこちらも予算達成に応じて昇格できるかどうかが決まります。予算達成できている場合は、最短1年で昇格が可能で成果次第では飛び級もあり得ます。ただ、M1等級以降は求められる予算が高いため、昇格のハードルもかなり高くなるようです。
2-3:キャリア入社時の等級は?
キャリア入社の場合は、20代であればP2等級から、30代であればP3等級からスタートし、基本給には前職の給与が反映されます。入社後の昇格スピードは新卒・キャリア入社関係なく平等に実力で評価されます。
なお、キャリア入社者が入社後1年以内に成約すると100万円のボーナスが支給され、全体の約4-5割の人がこのボーナスを獲得しているようです。
3:日本M&Aセンターにキャリア入社するには?
さらに・・・



