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JCBに転職するには? どんな会社? 会社概要から中途選考情報まで徹底解説

「JCBに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」

ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではJCBの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。


社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。


なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。

※調査時期:2024年12月






1:JCBの企業情報・事業内容


1-1:会社概要


  • 会社名:株式会社ジェーシービー
  • 設立日:1961年1月25日
  • 代表者:代表取締役 兼 執行役員社長 二重 孝好
  • 所在地:東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア
  • 資本金:106億1,610万円(2024年6月末現在)
  • 従業員数:4,379名(2024年3月末現在)



1-2:事業内容


JCBは、カード発行や加盟店サービスを中心に、決済ソリューションの開発や提供を行っています。顧客の多様なニーズに応えるため、柔軟なカードデザインやポイントプログラムを展開しています。


国際的なネットワークを拡大し続けており、アジアをはじめとする海外市場での成長も著しいです。技術革新を通じて、セキュリティや利便性の向上を図り、キャッシュレス社会の発展に貢献しています。JCBは、顧客満足度を重視し、持続可能な成長を目指す企業として、さらなる挑戦を続けています。

(出典)事業|JCBグローバルサイト



1-3:業績


2023年度の年間取扱高は47兆円を突破し、2022年度から4兆円近くの増加となっています。また、営業収益4,016億円、営業利益375億円を記録しており、日本発唯一の国際カードブランドとしてさらなるシェアの拡大が期待されます。

(出典)会社概要|JCBグローバルサイト






2:JCBに関するよくある質問


2-1:どの職群を選ぶかによって、キャリアパスが違うって本当?


JCBでは社員それぞれの志向や希望する働き方に対して職群制度を設け、キャリア構築を支援しています。

職群は大きく3つ(総合職群、習熟職群、専門職群)に分かれており、各職群ごとに期待役割に応じた等級を設け、各組織に必要な役職も設定されています。


<総合職群>

  • G職(G1〜G5):幅広い領域でキャリアを形成し能力を発揮、成果を創出することにより会社に貢献するリーダー候補となる職群
  • GL職(GL0〜GL5):様々な領域において、ビジネスの進化・変革に挑戦することにより、成果を創出するリーダー


<習熟職群>

  • S職(S1〜S5):知識・スキルの習熟により能力を高め、発揮し、成果を創出することにより会社に貢献する職群
  • SL職:特定の領域における高い知識・スキルを活かし能力を発揮、成果を創出することにより、会社に貢献するリーダー


<専門職群>

  • Ex職(Ex4〜Ex5):専門性を有し、専門領域で能力を発揮、成果を創出することにより、会社に貢献する職群
  • ExL職:市場・業界価値の高い専門性を有し、能力を発揮、成果を創出することにより、会社に貢献するリーダー


また、以下の通り各種要件の充足ならびに会社が認めた場合、職群の転換が可能です。


  • 転換先職群が「総合職群」「専門職群」の場合
  • 必要資格の取得、転換元職群での経験年数、人事選考 等
  • 転換先職群が「習熟職群」の場合
  • 介護、婚姻、妊娠、育児、経験年数 等


一方でG職に関しては、同じ等級のまま5〜6年程度経過するとS職に強制転換する制度が存在します。なお、総合職群・専門職群は転勤がありますが、習熟職群には転勤はありません。

(参考:JCB 採用HP



2-2:年収の構成は?


JCBの年収はベース給与+賞与で構成されており、賞与は年収の約25%を占めます。


また、職群の等級とは別に、個人に紐付き年次や評価に応じて昇格する能力等級が存在し、ベース給与の中に能力給として含まれています。そのため、個人の能力等級が上がったと判断されれば昇給します。


なお、G1〜G5、Ex職種のベース給与には残業代が含まれており、1分単位で支給されています。



2-3:昇格のタイミングは?


総合職群の新卒入社者の場合、G1からスタートします。


なお、JCBには「モデル等級年数」という考え方があり、一定年数を経験してからでないと次の等級への昇格資格を得ることができないため、概ね3年目にG2に昇格します。


G2への昇格には資格取得(Excel・WordのMOS資格のどちらか)と日経TESTで会社が定めた合格基準をクリアする必要があります。


G3以上の昇格には資格取得(G2昇格時に取得していないExcel・WordのMOS資格)、面接の3つが必要となります。面接は1対1で20分程度実施され、昇格後の等級でどのような役割を求められているか、自身がどう活躍できるかを問われます。概ね6年目以降にG3に昇格します。


G4への昇格には資格取得、面接、筆記試験の合格が必要です。筆記試験はeラーニングで出題範囲が指定されており、ケーススタディも含まれます。


GL職への昇格の際はGL1からスタートしますが、G4への昇格時同様に資格取得、面接、筆記試験の合格が必要です。

(参考:JCB公式YouTubeチャンネル


総合職群のキャリア入社者の場合、基本的にはG3もしくはG4からスタートし、年次が浅い場合はG3となります。専門職群のキャリア入社者の場合はEx4からスタートします。

総合職群に関しては昇格スピードは新卒入社者と差異はありません。


専門職群の場合、能力が高い場合には最短1年で昇格しますが基本的に3〜4年で昇格します。なおExL職は求められる能力が高いため、社内でも限られた人数しか存在していません。





3:JCBにキャリア入社するには?


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ワンキャリア転職編集部

次のキャリアが見える転職サイト「ワンキャリア転職」の編集・リサーチチームです。 ▼公式X:https://x.com/ocTenshoku

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