三井住友銀行(SMBC)に転職するには？ どんな会社？ 会社概要から中途選考情報まで徹底解説

「三井住友銀行(SMBC)に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社？」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい？」

ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では三井住友銀行(SMBC)の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。

社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。

なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。

※調査時期：2024年6月

1：三井住友銀行の企業情報・事業内容

1-1：会社概要

• 会社名：株式会社三井住友銀行
• 設立日：2001年4月
• 代表者：頭取CEO 福留 朗裕
• 所在地：東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
• 資本金：17,709億円 ※2024年9月末時点
• 従業員数：28,191人 ※2024年9月末時点

1-2：事業内容

株式会社三井住友銀行は三井住友フィナンシャルグループ傘下の都市銀行で、日本を代表する大手金融機関です。明治9年の1876年に私盟会社三井銀行として創立されたのが始まりで、2001年に株式会社住友銀行と株式会社さくら銀行が合併し、現在の株式会社三井住友銀行となっています。

同社は、国内外で幅広い金融サービスを提供するメガバンクです。個人向けには預金、住宅ローン、資産運用などを展開し、法人向けには融資、M&A支援、リスク管理などを提供します。

さらに、国際業務にも注力し、アジアや欧米で現地法人や日系企業を支援。投資銀行業務では資金調達やアセットマネジメントを手掛けます。また、デジタルバンキングを推進し、キャッシュレス決済やモバイルサービスの強化にも力を入れています。

（出典）会社概要 三井住友銀行

1-3：業績

2023年度の三井住友銀行の経常収益は6兆3,498億9,900万円とメガバンク2位の位置付けですが、企業の利益を表す経常利益では1兆404億7,100万円と、メガバンクトップの成績です。経常利益で三菱UFJ銀行を超えている要因として、「多様な収益源」と「高い効率性」が挙げられます。

まず「多様な収益源」としては、個人顧客向けデジタルサービスやマーケティング支援、積極的な海外展開などが挙げられます。こうした収益源の多様化を行うことで、連結粗利益は「グループ会社で36％」「海外ビジネスで36％」と大きく成長しました。

また、アジアの新興国へのビジネス展開も注目されています。2013年からインドネシアの銀行BTPNへの出資を皮切りに、2021年にはインド・ベトナム・フィリピンの金融機関へ出資をしています。

アジアの新興国の経済成長を企業のポートフォリオに取り入れることで、さらなる収益向上が期待できるでしょう。

（出典）三井住友銀行｜有価証券報告書三井住友銀行｜SMBCグループの経営戦略三井住友銀行｜海外ビジネス

2：三井住友銀行に関するよくある質問

2-1：年収の構成要素は？

報酬は基本給・残業代・賞与の3つの要素に分解できます。A層とV層は基本給に加え残業代が支給されますが、MG層は残業代が基本給に含まれています。

よって、残業が多い人であれば、V層でも実質的にMG層と同程度の月収を得ている人もいます。賞与は年に2回、基本給の4~5ヶ月分が支給されます。

2-2：キャリア入社の場合の等級は？

キャリア入社者の場合は、社会人年次で換算をします。新卒入社の場合は、入社8年目でA層からV層に昇格のチャンスがあり、その後15年目でV層からMG層への昇格チャンスが存在します。

キャリア入社の場合は、社会人歴と新卒の社歴を対応させる形で等級が上がっていく傾向にあり、新卒・キャリア入社問わず同じ等級にいるのは同年代です。

2-3：実際に入社してみてどうだった？

実際に三井住友銀行（SMBC）へ入社した人の声を知ることで入社後のミスマッチを防ぎましょう。ワンキャリア転職には以下のような社員の声が寄せられていました。

多く寄せられた意見としては①年収が高い、②評価が比較的フェア、などがありました。

3：三井住友銀行にキャリア入社するには？