転職先としての人気が高まるコンサルティング業界。しかし「コンサルティングファーム」と一括りに言っても、その内実は実に多様です。戦略系、総合系、IT系、ブティック系など、それぞれの特徴や強みは大きく異なります。コンサル転職を検討する際には、各ファームの違いを理解した上で、自分のキャリアプランに合った選択をすることが重要です。
ONE CAREER PLUSがコンサル転職に必要な知識・ノウハウを丸ごと解説するシリーズ「コンサル転職:完全攻略ロードマップ」第2弾となる本記事では、「コンサル転職」を成功させるための第一歩として、コンサルティングファームの全体像と各ファームの特徴を、クチコミデータをもとに詳しく解説します。
コンサルファームの全体像と分類
コンサルファームは担当領域ごとに「戦略系」「総合・IT系」「ブティック系」の3つに大別できます。それぞれの違い・特徴を見ていきましょう。
戦略系/総合・IT系/ブティック系の違いとは
戦略系コンサルティングファームは、主に企業の経営戦略や事業戦略の立案を支援します。いわゆるMBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)と呼ばれる3社が代表的で、クライアント企業のCEOや経営幹部に対し、トップレベルの意思決定をサポートします。
総合・IT系コンサルティングファームは、「総合」の名の通り戦略、業務、IT、人事、財務など幅広い領域をカバーするファームであり、経営戦略から実行支援までをワンストップで提供できる点が強みです。代表的なファームとしてグローバルで大規模な会計事務所を抱えるBIG4(PwC、デロイト、KPMG、EY)が挙げられます。
なお、近年はデジタル案件の需要増加から、IT案件に強みを持つ総合ファーム(アクセンチュア、ベイカレント、野村総合研究所など)が増えていることや、BIG4がIT案件も積極的に行っていることなどから、総合・IT系の垣根は曖昧になっています。本記事では総合・ITと称して解説します。
ブティック系コンサルティングファームは、AI・事業開発・組織開発などの特定の業界や専門領域に特化した比較的小規模なファームを指します。業界知識や専門技術に関する深い知見を持ち、ニッチな分野で高い付加価値を提供します。
戦略系ファームの特徴
戦略コンサルの定義と担当領域
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