「大阪ガスに入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、大阪ガスの給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ONE CAREER PLUSの独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年1月
- 1:大阪ガスの平均年収は?競合他社の年収との比較も
- 1-1:大阪ガスの平均年収は713万円
- 1-2:大阪ガスの競合他社の平均年収
- 2:大阪ガスの年収・評価制度・働き方と福利厚生
- 2-1:大阪ガスの等級(役職)別年収
- 2-2:大阪ガスの年代別年収
- 2-3:大阪ガスの各等級(役職)ごとの期待役割
- 2-6:大阪ガスの評価基準・評価フロー
- 2-7:大阪ガスの働き方と福利厚生
- 3:大阪ガスの企業情報・事業内容
- 3-1:会社概要
- 3-2:事業内容
- 3-3:業績
- 4:大阪ガスに関するよくある質問
- 4-1:昇給のスピードは?
- 4-2:残業代は?
- 4-3:キャリア入社の場合の等級は?
- 5:大阪ガスにキャリア入社するには?
- 5-1:大阪ガスへの転職傾向
- 5-2:大阪ガスで評価される人の特徴
- 6:大阪ガスの選考情報
- 6-1:大阪ガスの選考フロー
- 6-2:大阪ガスの面接傾向と実際の質問例
- 7:キャリアアドバイザーに相談する
- 8:各業界の年収記事はこちらから
- 9:ONE CAREER PLUSのご紹介
1:大阪ガスの平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:大阪ガスの平均年収は713万円
大阪ガスの平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近3年間の平均年収・平均年齢・平均勤続年数は以下の通りです。
- 2024年度:713万円(平均年齢:44.0歳、平均勤続年数:16.5年)
- 2023年度:685万円(平均年齢:44.4歳、平均勤続年数:17.9年)
- 2022年度:659万円(平均年齢:43.6歳、平均勤続年数:17.5年)
(出典)大阪ガス 有価証券報告書
1-2:大阪ガスの競合他社の平均年収
大阪ガスの競合他社の平均年収も見てみましょう。東京ガスと同じエネルギー業界の大手企業である東京ガス、東京電力、関西電力の平均年収は以下の通りです。
- 東京ガス:735万円(平均年齢:43.5歳)
- 東京電力:832万円(平均年齢:45.2歳)
- 関西電力:831万円(平均年齢:42.8歳)
(出典) 東京ガス株式会社 有価証券報告書、東京電力 有価証券報告書、関西電力 有価証券報告書
2:大阪ガスの年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:大阪ガスの等級(役職)別年収
大阪ガスのガス事業は、ガスの導管を保有する「大阪ガスネットワーク」と、基盤会社と呼ばれる以下3社の4つの会社で運営されています。
▼基盤会社
- 大阪ガスマーケティング:家庭向けの販売を行う
- Daigasエナジー:業務向けの販売を行う
- Daigasガスアンドパワーソリューション:製造を行う
このうち入社の入口が大阪ガスグループのゼネラルスペシャリスト採用なのか、基盤会社単体の採用なのかで等級や給与テーブルは変わります。
本記事では、一般企業で言う総合職採用にあたる「ゼネラルスペシャリスト採用」における年収・評価について解説します。
大阪ガス(総合職)の等級別目安年収は以下の通りです。
【ここから先のポイント】
- 22歳で新卒入社の場合、目安として28歳で主任に昇格し、年収は550〜〇〇万円
- 賞与は年に2回、基礎賞与と業績賞与が支給され、基礎賞与は月給の〇ヶ月分程度。
- キャリア入社者は新規事業系の部署に多く、同業界だけでなく〇〇からの転職事例もあり。
さらに・・・