「AGCに入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ワンキャリア転職は、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ワンキャリア転職の独自調査をもとに、AGCの給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年9月
1:AGCの平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:AGCの平均年収は864万円
AGCの平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近3年間の平均年収は以下の通りです。
- 2021年度:800万円(平均年齢:43.4歳)
- 2022年度:826万円(平均年齢:43.3歳)
- 2023年度:864万円(平均年齢:43.2歳)
(出典) 有価証券報告書 | AGC
1-2:AGCの競合他社の平均年収
AGCの競合他社の平均年収も見てみましょう。AGCと同じ素材メーカーの大手企業である日本製鉄、旭化成、クラレの平均年収は以下の通りです。
- 日本製鉄:829万円(平均年齢:38.9歳)
- 旭化成:753万円(平均年齢:41.5歳)
- クラレ:784万円(平均年齢:41.9歳)
(出典) 日本製鉄 有価証券報告書、旭化成 有価証券報告書、クラレ 有価証券報告書
このように同業界のメーカーと比較してもAGCの平均年収は高いと言えます。
2:AGCの年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:AGCの等級(役職)別年収
AGCの非役職向けの等級にはE(総合職)、S(現場の生産職)、C(一般職)の3つコースが存在しており、役職者の等級はD、Y、B、K、Lの5つ存在しています。
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