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国家公務員の中途採用はどう入るのか|経験者採用試験と各府省の公募(選考採用)

「国家公務員の中途採用」と聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのは、人事院が実施する経験者採用試験でしょう。実際、検索して出てくる情報の多くもこの試験の説明です。


ただ、公式サイトの整理を読むと、中途採用の入口はそれだけではありません。もう一方に各府省が独自に行う公募(選考採用)があり、こちらには常勤・任期付・非常勤という複数の採用形態が含まれます。さらに、経験者採用試験のなかでも府省合同区分と府省別試験では、最終合格した後の扱いが違います。


この記事では、中途採用の入口を公式サイトの整理に沿って確認し、最終合格後の流れ、採用時の給与の決め方、実際に入った人の前職を見ていきます。


なお、この記事は中途採用の入口と手続きを扱います。総合職試験・一般職試験の難易度、志望動機の書き方、面接対策には踏み込みません。



目次




1. 国家公務員の中途採用の主な入口|経験者採用試験と各府省の公募


内閣人事局の国家公務員 中途採用情報サイトには、次の記載があります。


国家公務員と聞くと、新卒での採用がほとんどだとお考えの方が多いように思います。しかし、実は、民間企業等での社会人経験を積んだ方々を対象とする中途採用も積極的に行なっているのです。


常勤職員として入る方法は、内閣人事局の国家公務員の公募・中途採用FAQで次のように整理されています。


国家公務員(常勤職員)に転職する方法としては、人事院が行う「経験者採用試験」の受験や、各府省が行う「公募(選考採用)」への応募などがあります。


この2つが主な入口です。

入口

実施主体

選考の形

対象の役職段階

採用形態

経験者採用試験

人事院(第1次試験以降)+各府省

筆記試験+面接

係長級以上

常勤

各府省の公募(選考採用)

各府省

書類選考+面接

係員から部長級以上まで

常勤・任期付・非常勤


任期付職員は独立した入口ではなく、公募の採用形態のひとつです。 内閣人事局の公募情報の絞り込み軸でも、採用形態は「すべて/常勤/任期付/非常勤」と並んでいます。この点は後述します。


このほか、係員級を採用する社会人向けの試験があります。こちらは役職段階が係員に限られるため、上記2つとは別枠として整理します。



1-1.経験者採用試験|人事院が実施し、係長級以上を採用する

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