【三菱電機（経理）】中途面接前に必ず対策すべき質問とは？選考通過者インタビューを基に解説！

2024年7月4日(木)

中途面接で合否を分ける質問とは。どのような対策をしておくべきか。

この「受ける前に知っておくべき面接質問シリーズ」では、クチコミデータと選考通過者へのインタビューに基づくONE CAREER PLUSの独自調査から、有名企業で聞かれる質問を3つピックアップして解説。

今回は、重電システム・産業メカトロニクス・情報通信サービス・家庭電器など様々な領域にて事業を展開する三菱電機を取り上げます。

日本有数の電機メーカーであり、三菱グループの一画を担う同社の選考ではどのような内容を聞かれるのか、一緒に見ていきましょう。

三菱電機の価値観と採用像
三菱電機の中途面接の質問1：転職動機を教えてください
三菱電機の中途面接の質問2：三菱電機を志望する理由を教えてください
三菱電機の中途面接の質問3：今後のキャリアはどのように考えていますか
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三菱電機の価値観と採用像

三菱電機は、1920年代の三菱造船電機製作所を母体に設立され、それ以来家電を中心に製造してきました。しかし現在ではタービン発電機、エレベーターなどの重電システム、生産工場などで利用されるロボットアームや数値制御装置を中心とした産業メカトロニクスなど、家電に留まらない総合電機メーカーとしての事業展開を行っています。

主な事業領域は前出の「重電システム」「産業メカトロニクス」に加えて、「情報通信システム」「電子デバイス」「家庭電器」の5領域に渡ります。各事業領域の売上もバランスよく分布しており、バランスのよいポートフォリオといえるでしょう。

※三菱電機 - 企業情報より

同社は、企業理念に「たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献」を掲げています。

また、事業単体の収益にこだわるのではなく、社会課題の解消の両立を目指しており、各ステークホルダー全体に対して「双方よし」を目指している点が特徴的であり、三菱グループらしさが表れていると言えるでしょう。

従業員に求める価値観は以下のように規定されており、ここからも事業利益と公共への価値の両立が求められることが分かります。

※三菱電機 - 企業理念より

また、価値観とは異なりますが、実際の内定者の話では「全国各地に支店や工場があり、全国転勤を前提とした働き方ができるのか、について深堀された」という話もあり、職種によっては全国転勤への耐性も併せて選考で聞かれるようです。

以上より、同社の採用像は以下のように考えらえます。

三菱電機の中途面接の質問1：転職動機を教えてください

転職動機を端的にまとめている回答です。選考内では様々な場面でロジカルさや地頭の良さを問われる場面があります。志望動機はその代表的な例だと言えるでしょう。このような回答を繰り返すことで、自身のロジカルなコミュニケーション能力が計られていると捉え、シャープな回答ができるように準備しておきましょう。

三菱電機の中途面接の質問2：三菱電機を志望する理由を教えてください

こちらの質問は転職の動機とは異なり「なぜ数ある会社の中から三菱電機を志望したのか」という質問です。様々な企業の中でも「なぜあえて三菱電機なのか？」という質問は、同社の中途選考では頻出で問われているようです（内定者談）。事業内容や企業文化、ときに新卒時の経験なども活用し、同社の志望度が高いことが伝わる様に準備しておきましょう。

三菱電機の中途面接の質問3：今後のキャリアはどのように考えていますか

今後のキャリア観に関する回答です。この回答では明言はしていないものの「海外業務のチャンス」にも触れており、「転勤耐性の高さがうかがえること」、また「一社の中で長いキャリアを築いていきたいこと」が感じられる回答になっており、良いアピールとなっています。うまく自身の考えは伝えつつも、採用側の懸念を払しょくできる回答を行うようにしていきましょう。

いかがでしたでしょうか。中途採用ながら会社への高い志望度が問われる三菱電機の選考でした。事前の準備をしっかりと行い選考に臨みましょう。